≪セミナー後は、アルテック(株)テクニカルセンター内の3Dプリンター、造形物のWEB見学会を行います!≫

3Dプリンターの最新動向と樹脂材料を中心とした材料特性【LIVE配信】
~現状とその課題、および開発動向とビジネスチャンス~

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での受講はできません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
3Dプリンター【WEBセミナー&見学会】
セミナーNo.
221039
開催日時
2022年10月20日(木) 12:30~16:40
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
セミナー終了後、アルテック(株)東京テクニカルセンター内にて
3DプリンターのWEB見学会を行います。担当者に質問することも可能です。

<見学内容>
以下の装置及び造形物をWEB上で見学予定です。新製品を優先に見学します。
Stratasys Polyjet (J35 Pro、J55、J850)、FDM (F770、F900)
 
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料は事前に郵送します。会社のご住所以外で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームのコメント欄に、発送先のご住所をご記入下さい。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
・3Dプリンター関連事業に従事。
・3Dプリンターの材料メーカー等の研究開発者、企画担当者、特許担当者など。
 
習得できる知識
・3Dプリンター材料の現状
・樹脂系造形の現状
・金属系造形やセラミック造形の現状
・求められる材料とその特性、その課題、今後の動向
・どこにビジネスチャンスがあるのか
 
趣旨
 名古屋市工業研究所の小玉秀男氏による光造形法の発明を緒に、各種三次元積層造形法(Additive Manufacturing法: AM=3Dプリンティング)が発明されて実用化されてきた。今日、それぞれの発明から20年以上経過したことにより基本特許の権利の殆どが消滅し、転機が訪れ2012年に大きなブームとなった。材料押出し方式の安価な装置が大量に出荷されるに至り、3Dプリンターが極めて身近なものとなっている。
 そして、世界各地で従来と違った3Dプリンターを中核に据えた「新しいものづくり」がDX(Digital Transformation)の発展と共に突き進みつつあり、まさに、今までの大量生産=安価という図式から、3Dプリンターを利用したものづくり、少量生産=高付加価値、そしてデジタルデータにもとづく最終製品の製造という観点からその取り組みが大きく動いている。
 今、我々は5G通信の世代に入った。今後はこの5Gを超え6G通信の世代に備えて行かなくてはならない。3Dプリンティングもこの5G, 6Gをターゲットのひとつに据えていく必要がある。このような状況からその材料開発に拍車が掛かっている。しかし、そのプリント物(造形物)の材料性能は顧客のニーズを十分満たすほどには到達していない。このことから材料開発の重要性がより叫ばれ、更なる進化が求められている。このことは材料開発には大きなビジネスチャンスがあることを示しており、欧州では、今まで3Dプリンティングではあまり馴染みのなかったBASF社やHENKEL社のような大手化学会社が材料開発に多額の投資を行っている。
 DX, 5G, 6Gなどの要求に即した「ものづくり」で世界に遅れを取られないためにも、これらにおいて重要な核となる機能性材料の多くを担っている日本企業の材料開発は重要である。
 世界は新しいものづくりの流れの中、最近では特に、インクジェット方式を利用するHigh Speed Sintering(HSS; 高速樹脂焼結)や金属造形法が次々に開発され最終製品に向けて応用展開が進んでいる。
 更に、熱可塑性樹脂の造形は、高性能で付加価値が高く最終製品と直結しているPEEK、PEKK、PEIなどのスーパーエンジニアリングプラスチックへと指向している。また、セラミックの3Dプリンティングも注目されており、セラミック製品の製造で高い地位を有する日本企業にも注目して欲しい。
 本講演では特に3Dプリンティングへの取り組みについて、樹脂材料を中心に、金属材料や無機材料を含めて求められる材料性能の視点から、その現状を把握するとともに今後の方向性を探り、課題を整理して、材料開発を通してビジネスチャンスを掴んで頂きたい。
 
プログラム

1.はじめに
 1-1.3Dプリンターの基礎
 1-2.3Dプリンターでなにができるか?
 1-3.3Dプリンターの歴史とその基本特許
 1-4.3Dプリンター材料の特許動向
 1-5.3Dプリンターおよびその材料市場

2.3Dプリンターとその材料
 -各積層方式とその材料の求められる特性、現状とその課題-
 2-1.液槽光重合法(VPP)とその光硬化性樹脂
 2-2.材料噴射法(MJT)とその材料
 2-3.材料押出し法 (MEX)とその材料
 2-4.粉末床溶融結合法(PBF)とその材料
 2-5.結合剤噴射法(BJT)とその材料
 2-6.その他の造形法とその材料

3.いま注目されている造形法とその展開について
 3-1.新しい造形法
 3-2.セラミック造形
 3-3.医療・歯科への展開
 3-4.バイオ3Dプリンティング
 3-5.その他

4.国内外の装置メーカー、材料メーカーの動向
  2020年からのコロナ禍のため国内外の3Dプリンティング関連展示会は殆ど中止、またはオンライン開催となっていた。2022年に入りコロナ禍は比較的落ち着きを見せ始め、リアルでの開催も始まった。これらリアルな展示会及び各種3Dプリンティング関連団体やメーカーの主要なWebinarからその動向を探ることとする。

5.3Dプリンティングによる最終製品製造の動向

6.材料から見た3Dプリンターの市場動向と今後の行方

7.まとめ

スケジュール
12:30-14:10 講義
14:10-14:20 休憩
14:20-16:00 講義
16:10-16:40 見学会

※講義の進行状況により多少前後いたします。
キーワード
3Dプリンター、積層、造形、インクジェット、金属、樹脂、光硬化、UV硬化、インク、特許
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