★ロボットやAI、VR、医療、福祉等の様々な分野で活用を検討されている方を対象に、
基礎技術から応用まで、講師のこれまでの開発経験に基づいてわかりやすく解説します!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
1.触覚情報の計測と提示の概要
1-1 背景(触覚情報を「計る」「伝える」意義)
1-2 触覚センサの基本原理と開発例
1-3 触覚ディスプレイの基本原理と開発例
2.触覚の科学と工学
2-1 ヒトの触覚
(1) 皮膚・筋骨格と感覚受容器
(2) 触覚の知覚特性・脳機能
2-2 触覚に関する物理モデリング
(1) 力触覚に関わる物理量
(2) 力の大きさと体感
2-3 触覚インタフェース設計に必要な工学知識
(1) センサの基礎
(2) アクチュエータの基礎
3.触覚情報の計測・評価技術
3-1 対象の物性(硬さ・表面状態)を測る
3-2 触に伴う現象(接触・振動・力・滑り)を測る
3-3 物理指標と感性指標の関係
3-4 ヒトの触感を測る
(1) 硬さ知覚の評価
(2) 知覚特性
(3) 心理学的測定法
(4) 材質認識機構のモデル化
4.触覚情報の提示技術
4-1 方式による分類~原理・特徴や長短所等~
(1) 摩擦を利用した方法
(2) 流体圧・空気圧アクチュエータを利用した方法
(3) 電気刺激
4-2 様々な感覚提示手法(ハプティックレンダリング)
(1) 振動・摩擦感覚の提示
(2) 力覚の提示
(3) 錯覚を利用したハプティックインタフェース
4-3 クロスモーダル知覚
4-4 触覚ディスプレイ設計のポイントと課題
(1) 触覚デバイス開発の流れ
(2) 力触覚ディスプレイの評価方法
(3) 触覚刺激の規格化と安全設計
5.ハプティクスの最先端と応用
5-1 最新の研究事例
(1) 機械的制約を軽減する方法
(2) 柔軟・多機能な触覚センサ
(3) 生体の応答を活用した接触力推定
(4) トモグラフィ式触覚センサ
5-2 応用例
(1) シミュレータ・訓練用装置
(2) 遠隔操作・触覚情報の伝送・共有
(3) 身体動作のナビゲーション
(4) 様々な部位への刺激提示
(5) ツールキットなど
【質疑応答】