★樹脂CAEに30年以上従事した講師が、これらの基礎や原理原則を豊富な事例とともに解説します!
★これからCAEに取り組む方から実務者の方、さらにはマネジャーの方まで、未来を先読みした業務にも役立つセミナーです!
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。
1.プラスチックの基礎
樹脂の特性を金属や無機物と比較して理解します。その上で、流動解析の基礎ともなる樹脂の物性挙動を理解します。
1.1 プラスチックの物質としての原理原則
1.2 樹脂加工の際の熱解析の基礎
1.3 成形加工法の整理 熱可塑/熱硬化/複合材料
1.4 CAEのための物性
2.CAEのマネジメント
とかく手法論に偏りがちなCAEを技術とマネジメントの視点で解説します。
2.1 CAE活用の概要
2.2 モノづくり視点、製品評価視点
2.3 失敗しない活用のポイント
2.3.1 目的の明確化
2.3.2 妥協点の事前設定
2.3.3 信頼性の確認
3.ものづくりのためのCAE
樹脂の種別により加工の原理が異なるため、それぞれのCAE手法も異なることを体系的に整理します。
3.1 熱可塑樹脂
3.2 熱硬化樹脂
3.3 複合材料
3.4 トヨタ生産方式とCAE
4.製品評価のためのCAE
評価目的の特性値により活用すべき手法が異なることを理解しましょう。
4.1 成形品欠陥
4.2 製品の物理特性 強度・剛性・耐衝撃性・熱変形
5.実測検証方法
現実に即した活用のためには、精度検証、活用可能範囲の理解が欠かせません。
自動車メーカでCAE適用拡大に従事した経験を元に具体的に解説します。
5.1 検証例
5.2 成形加工中の物性値の検証
6.カーボンニュートラルとCAE活用
レジ袋の有料化が象徴するように樹脂活用が大きな転換期になっています。
時代を先読みする戦略を考えます。
6.1 ケミカル材料メーカの取組み
6.2 最新計測・IT技術紹介