☆導電性フィラーとポリマーからなる「導電性コンポジット」を開発するための講座。
パーコレーション理論の基礎や導電機構から、分散性評価法について。また、導電性フィラーの種類別に、具体例を挙げて分散性と導電性発現
の関係を詳細に解説します。
対象フィラーはカーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、気相法炭素繊維、カーボンナノチューブ、グラフェンおよび導電性ポリマーです。
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
1.パーコレーション現象と導電性コンポジット
1.1 パーコレーション現象について
1.2 ポリマーの種類と特性
2.導電性フィラー配合樹脂の導電機構モデル
2.1 統計的パーコレーションモデル
2.2 General Effective Media (GEM) モデル
2.3 熱力学的パーコレーションモデル
2.4 動的パーコレーションモデル
2.5 Interparticle Distance (IPD) Model
2.6 ハイブリッドフィラーの閾値予測
3.フィラー粒子間の導電機構
3.1 直接接触モデル
3.2 被膜介在モデル(トンネル伝導モデル)
4.導電性フィラーの表面改質法と分散性
4.1 シランカップリング剤よる改質
4.2 ポリマーグラフトによる改質
4.3 その他の表面改質法
5.ポリマーブレンド系での導電性フィラーの選択的局在化
5.1 ダブルパーコレーションとYoungの式
5.2 2成分ポリマーブレンド系でのフィラーの偏在
6.自己組織化導電ネットワーク形成系
6.1 PMMA/HDPE/VGCF系コンポジット
6.2 有機モンモリロナイト添加Nylon/CB系コンポジット
7.高アスペクト導電性フィラーのSlim-Fast機構
8.導電性フィラー配合樹脂の分散性評価法
8.1 画像統計解析
8.2 森下指数
9.カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性
9.1 カーボンブラック
9.2 グラファイト
9.3 炭素繊維
9.4 気相法炭素繊維
9.5 カーボンナノチューブ
9.6 グラフェン
10.金属フィラーの特徴と配合樹脂の特性
11.導電性コンポジットへの導電性ポリマーの応用
11.1 導電性ポリマーの種類と特徴
11.2 導電性コンポジットへの応用
12.導電性コンポジットの歪センサ(strain sensor)への応用
13.まとめ