★光学特性の基礎および透明性、耐熱性、屈折率、複屈折率の制御技術まで実務に適した内容で解説します!
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。アーカイブ配信はございません。
1.透明樹脂の概要
1.1 透明樹脂の分子設計
1.2 透明樹脂の種類と特徴
1.3 透明樹脂の概要(合成法と特性)
(1)アクリル樹脂(PMMA)、(2)ポリカードネート(PC)、(3)環状ポリオレフィン樹脂(COP, COC)、
(4)カルド(フルオレン)計樹脂、(5)透明エポキシ樹脂、(6)透明(脂環族)ポリイミド
2.透明性の分子設計と制御
2.1 光の透過性(光の3要素(反射、吸収、散乱))
2.2 光散乱損失と光吸収損失
2.3 ヘイズ値(くもり値:Haze)
2.4 透明樹脂の分子設計と向上方法
(1)樹脂の透明性改良方法、(2)高透明化、(3)複合材料の透明性、(4)ポリイミドの着色機構と透明化
3.耐熱性の分子設計と制御
3.1 耐熱性とは?
3.2 耐熱樹脂の分子設計と向上方法
3.3 高耐熱透明樹脂
(1)高耐熱透明マレイミド系ポリマー、(2)アクリル樹脂の高耐熱化(アダマンチル化、フルオレン系アクリレート)
3.4透明ポリイミド
(1)ポリイミドの着色機構、(2)透明ポリイミドの分子設計(ポリイミドの透明化)
(3)透明ポリイミドの合成法、(4)代表的な透明ポリイミド、(5)透明ポリイミドの開発状況
4.光学特性(屈折率、複屈折率)の分子設計と制御
4.1 分子構造による屈折率の制御
(1)屈折率と分子構造・環境因子、(2)高屈折率化、(3)トリアジン系多分岐ポリマー
(4)屈折率の温度依存性、
4.2 分散特性(屈折率とアッベ数)の制御
4.3 無機フィラー複合化による屈折率の制御
(1)微粒子の種類と屈折率、(2)複合材料の屈折率
4.4 複屈折の制御-複屈折とは?
(1)固有複屈折率と分子構造、(2)複屈折率と分極率の関係、(3)配向複屈折と応力複屈折
4.5 成形加工(加工法・成形条件)の影響
4.6 低複屈折率化(ゼロ複屈折)
(1)ランダム共重合法、(2)違法性低分子ドープ法、(3) 複屈折性結晶ドープ法
5.無機材料との複合化による透明樹脂の高機能化
5.1 複合材料の合成法
(1)層間挿入法(層剥離法)、(2)ゾル-ゲル法、(3)in situ重合法、(4)コアシェル構造型ハイブリッド材料
5.2 複合化の効果-無機材料との複合化でどんな効果が得られるか?
5.3 複合材料の特性
(1)透明性、(2)熱特性、(3)機械的特性、(4)寸法安定性(熱膨張率)、(5)表面硬度・耐摩耗性、
6.ガラス代替樹脂・フィルムへの応用
6.1 ガラス代替透明フィルムの開発状況
6.2 ガラス代替透明樹脂・フィルムの用途
(1)光学・ディスプレイ用途への応用
(2)自動車用途への応用-自動車の軽量化
7.参考図書
【質疑応答】