粉体表面の基本性質、化粧品に用いられる粉体、化粧品分野における表面処理、機能性ナノコーティングについて解説

化粧品粉体の基礎と表面処理【LIVE配信】
より機能的な化粧品を開発するために

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セミナー概要
略称
化粧品粉体【WEBセミナー】
セミナーNo.
240527
開催日時
2024年05月17日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
講座の内容
習得できる知識
・粉体の粒子特性、表面特性など粉体の全体像が把握できる
・化粧品に使われる粉体の概要が理解できる
・粉体が関係するトラブルの原因が分かり易くなる
・粉体の表面処理の考え方が把握できる
・機能性ナノコーティングの概要が把握できる
・化粧品分野における事例から自分の分野での粉体の機能性付与のヒントがつかめる
趣旨
化粧品には様々な粉体が配合されているが、粉体はバルクの性質に加えて粉の性質と表面の性質があるために、とても扱い難いものである。
 特に粉体表面の触媒活性はさほど強い活性がなくても香料や油脂など共存する成分に影響を与え、製品の品質を劣化させる場合があり、その対策として表面処理がなされる場合がある。
また、製品の特性を向上させるために、製品に配合されている粉体に表面処理を行って機能性を付与することも様々な分野で行われている。
 本講では粉体表面の基本性質、化粧品に用いられる粉体、化粧品分野における表面処理、および表面を不活性化した後に機能性を付与する「機能性ナノコーティング」について述べる。
 化粧品用粉体を主に説明するが、化粧品以外の産業にも大きなヒントを与えると考えている。
プログラム

 1.はじめに 
 2.粉体の基本的性質 

  1)粉体の粒子的性質
   ・粒子の大きさ
   ・粒子の形
  2)粉体の表面の性質と分散
   ・表面積、細孔分布
   ・濡れ、表面張力
   ・表面水酸基電荷、等電点、
   ・粉体の分散
  3)粉体の触媒活性
   ・固体酸、固体塩基
   ・指示薬法を用いた固体酸・塩基の評価法
   ・モデル反応を利用した固体酸・塩基の評価法
   ・油脂の酸化
   ・光触媒
 3.化粧品に用いられる粉体
      1
)メーキャップに使われる粉体
   ・体質顔料
   ・有色顔料
   ・パール顔料
   ・光学粉体
   2)サンスクリーンに使われる粉体
   ・光半導体
   3)悪臭防止に使われる粉体
   ・悪臭吸着粉体
   4)スキンケアに使われる粉体
   ・スキンケア粉体
 4.化粧品用粉体の表面処理 
   1)金属酸化物処理
   2)油脂・金属石鹸処理
   3)シリコーン処理
   4)その他の処理
 5.機能性ナノコーティング
       1)あるがままの表面を利用した表面処理
   ・プロピレンオキシドの重合
   ・スチレンの重合
  2)環状シロキサンによるポリメチルシロキサン(PMS)ナノコーティング
   ・PMSナノコーティング粉体のキャラクタリゼーション
   ・PMSナノ薄膜の生成機構と特性
   ・PMS粉体の酸化および結晶転移抑制
  3)コーティング膜へのペンダント基の付加と応用
   ・アルキル基の付加
   ・アルコール性水酸基の付加
   ・イオン交換基の付加
 6.未来への展望

キーワード
化粧品,粉体,ナノコーティング,社内研修,セミナー,講習
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