架橋技術入門~強靭性・自己修復材料・材料強化~【アーカイブ配信】

こちらは10/11実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
高分子架橋【アーカイブ配信】
セミナーNo.
2407145A
配信開始日
2024年10月15日(火)
配信終了日
2024年10月25日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
大阪大学大学院理学研究科 教授 博士(理学) 高島 義徳 氏

【専門】
超分子・高分子科学

【略歴】
2003年3月 大阪大学大学院理学研究科 博士課程高分子科学専攻修了
2004年4月 日本学術振興会 特別研究員 (PD大阪大学大学院工学研究科)
2005年4月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 助手
2016年6月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 講師
2018年6月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 教授
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大阪大学大学院理学研究科 特任助教 博士(理学) 以倉 崚平 氏

【専門】
超分子・高分子科学

【略歴】
2022年3月 大阪大学大学院理学研究科 博士課程高分子科学専攻修了
2022年4月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 特任研究員
2023年4月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 特任助教
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・こちらは10/11(金)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにセミナー資料、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
製造業務にたずさわって1~3年の若手技術者や新人~中堅の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・高分子材料の架橋に基づく機能設計について理解できる
・高分子材料の架橋に基づく機能設計における最新の研究・開発動向を学ぶことができる
・高分子製品の強靭化・修復性付与に基づく長寿命化の手法を習得できる
趣旨
高分子材料の力学物性の調整において化学架橋の導入は重要であり、1843年のC. Goodyearらによるゴムの加硫を起点に広く行われてきた。近年、高分子材料科学と超分子科学の融合により、可逆性架橋と可動性架橋に基づく新たな機能付与が行われてきた。可逆性架橋は架橋点が一度解裂しても、再度結合する特徴がある。これが分子認識に基づいた接着性やマイクロクラックを修復するという自己修復機能に繋がる。一方、可動性の架橋点は、架橋点自身が崩壊することは無いが、永久架橋点のように固定化されていないため、応力分散性に基づく強靭性を示す。我々は、マクロ環状分子であるシクロデキストリンとゲスト分子の包接錯体を用いて、可逆性架橋材料または可動性架橋材料を作製し、超分子の架橋形式、架橋点の会合定数や緩和時間と力学特性の関係を調べ、機能創成に繋げてきた。更にセルロース等のフィラーや結晶と組み合わせたさらなる機能向上も実現した。本セミナーでは、これらの最近の開発・研究状況について報告する。
プログラム

1.    序論
 1-1.    高分子とは?
 1-2.    化学架橋からなる高分子材料
 1-3.    可逆性架橋からなる高分子材料
 1-4.    可動性架橋からなる高分子材料

2.    自己修復性高分子材料の始まり
 2-1.    マイクロカプセルを用いた自己修復性材料
 2-2.    Diels-Alder反応を用いた自己修復性材料

3.    化学架橋を用いた機能設計
 3-1.    化学架橋を用いた力学物性の調整
 3-2.    架橋間の絡み合いを利用した強靭性材料

4.    可逆性架橋を用いた機能設計
 4-1.    可逆性架橋材料の速度論・熱力学と機能の相関
 4-2.    非共有結合を用いた機能設計
 4-3.    動的共有結合を用いた機能設計
 4-4.    複数の相互作用を利用した機能設計

5.    可動性架橋を用いた機能設計
 5-1.    可動性材料の作製アプローチ
 5-2.    可動性架橋を用いた機能設計
 5-3.    複数の相互作用を利用した機能設計

6.    強靭性・自己修復性材料の市場動向・開発動向
 6-1.    強靭性・自己修復性材料の市場動向
 6-2.    強靭性・自己修復性材料の開発動向
 

キーワード
高分子架橋,自己修復性材料,強靭性,化学架橋,可逆性,可動性,講演,セミナー,研修
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