2025年08月08日(金)
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名古屋工業大学 工学部物理工学科 准教授 博士(科学) 本林 健太 氏
【ご専門】表面界面科学、電気化学
・略歴
2011年4月~ 北海道大学触媒化学研究センター 助教
2015年10月~ 名古屋工業大学 工学部 助教
2020年4月~ 同准教授
2023年10月~ JSTさきがけ研究員(兼任)
・所属学協会
電気化学会 ナノ界面表面研究懇談会常任委員
イオン液体研究会 若手の会幹事
非会員:
44,000円
(本体価格:40,000円)
会員:
38,500円
(本体価格:35,000円)
学生:
44,000円
(本体価格:40,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で44,000円(税込)から
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よくある質問
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
・資料付(製本テキスト)※データの配布はありません。
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【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
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・基礎から解説しますが、学部程度の物理の知識を前提にしている部分があります
・ SEIRASの原理の理解
・ SEIRASで実現できることできないことの理解
・ 導入に向けた準備方法と越えるべきハードルの把握
表面増強赤外吸収分光法SEIRASは、物質の界面数nm以内の領域の化学情報を選択的に観測できる、強力な表面分析手法です。固液界面のようないわゆる「埋もれた界面」にも適用できることが特長で、触媒化学、電気化学、トライボロジーなど、様々な分野で活用されています。この手法は、設備として必要なのは世界で最も普及した分光装置である赤外分光光度計のみで、高額な設備投資を必要としませんので、低いコストで多大な成果を得ることも期待できます。一方で、安定して表面増強効果を得られるナノ構造基板を自作するにはハードルもあり、一般に広まっているとは言い難い状況です。本講演では、基礎原理から導入方法、企業目線から見た越えるべきハードルなど、SEIRASについて多彩な視点から解説します。
1. 界面分析技術概観
1-1 界面とは
1-2 形状分析
1-3 電子状態分析
1-4 振動状態分析
2. SEIRASとは
2-1 測定原理
2-2 SEIRASから得られる情報
2-3 適用範囲と長所・短所
2-4 他の界面分光法との比較
3. SEIRAS測定方法解説
3-1 測定装置: 赤外分光光度計
3-2 反射光学系の準備
3-3 増強用薄膜基板表面の作製
3-4 応用事例紹介
4. SEIRAS導入の実際 ~企業との共同研究の経験から~
4-1 SEIRAS測定に必要な準備: 何が大変?
4-2 企業での導入で注意すべき点
4-3 データの解析・解釈の注意点
4-4 導入事例・共同研究例の紹介
【質疑応答】
SEIRAS,表面科学,界面科学,赤外分光,FTIR,ラマン,セミナー,講演