大規模言語モデル×Pythonで始めるマテリアルズインフォマティクス【アーカイブ配信】

こちらは9/30実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
LIVE配信の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
マテリアルズインフォマティクス【アーカイブ配信】
セミナーNo.
2509120A
配信開始日
2025年10月01日(水)
配信終了日
2025年10月14日(火)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
統計数理研究所 先端データサイエンス研究系 マテリアルズインフォマティクス研究推進センター 木野 日織 氏

【略歴】
1991年 東京大学理学部物理学科卒 1996年 東京大学大学院理学系研究科博士課程卒(理学博士)
1996年 東京大学物性研究所物性理論部門助手などを経て2002年から(国)物質・材料研 究機構、
2024年3月から統計数理研究所 先端データサイエンス研究系 マテリアルズインフォマティクス研究推進センター(教授)勤務. APS Outstanding Referee(米国物理学会)、JPSJ Outstanding Referee(日本物理学会)としても表彰される。
2015年からの国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)イノベーションハブ構築支援事業 の一環として(国)物質・材料研究機構に情報統合型物質・材料開発イニシアティブ(MI2I) 発足時からマテリアルズインフォマティクスを行う.
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 お一人様につき、追加料金11,000円(税込)にてお申込みいただけます。
 メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・こちらは9/30(火)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにセミナー資料、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
マテリアルズインフォマティクスに取り組みたいが、プログラミングに不安がある方
Pythonを活用した材料データ解析に興味がある方
ChatGPTなどの大規模言語モデルを研究・学習に活用したい方
材料科学と情報科学の融合に取り組みたい初学者〜中級者
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありませんが、Pythonの基本文法(変数定義、関数、ループ処理など)を理解していることが望ましい。

セミナーではPythonスクリプト例を提供します。セミナー時には時間的制約のため各自がPythonスクリプトを実行する時間を設けませんが、スクリプト例を実行するには、以下の技術的な準備・知識が必要となります:
• ご自身のPCまたはクラウド環境上に、Python(3.x)環境を構築できること
• scikit-learn および PyTorch(torch) を pip 等でインストールできること
• Jupyter notebookもしくはJupyter labを実行できる方
習得できる知識
得られる知識・スキル
• マテリアルズインフォマティクスの基礎的な概念と活用事例
• Pythonを用いた材料データの前処理・分析・可視化の基本手法
• scikit-learn、Pytorchを用いた機械学習モデルの構築と評価
• ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)を活用したコード生成の支援方法
実務での活用例
• 材料物性や実験データの解析・可視化
• 教師あり学習による構造–物性の予測モデルの構築
• LLMを用いたコード生成とコードの理解
• LLMの教育ツールとしての活用
趣旨
本セミナーでは、マテリアルズインフォマティクス(MI)をテーマに、Pythonによるデータ解析や機械学習の基礎から、ChatGPTに代表される大規模言語モデル(LLM)の活用方法までを、視覚的なデモや具体的な事例を通じて学びます。受講者によるコードの実行は行いませんが、LLMを用いたコード生成の流れや、個人チューターとしての活用方法を紹介し、AIとの協働スタイルを体感していただける構成です。さらに、近年注目されるディフュージョンモデルといった生成的手法、LLMによる研究支援の展望にも触れ、MIの新たな可能性を探ります。あわせて、LLMの出力の信頼性や限界についても触れ、技術の活用と批判的理解の両面から考察します。受講後は、ご自身の研究・実践・学習において、LLMやPythonをどのように活かせるか、そのヒントを得ていただけるはずです。
プログラム

1. 基礎編:マテリアルズインフォマティクスと機械学習の基礎
 1-1. 予測問題とは
 支配法則がある世界 vs 支配法則がない世界
 1-2. 機械学習の基本的枠組み
 (1)教師あり学習
   回帰と分類の違い、訓練データ、テストデータの分割と交差検定
 (2)教師なし学習
   次元圧縮、クラスタリング
 1-3. 大規模言語モデル(LLM)の活用
 LLMを用いた知識検索・取得とコード生成とコード説明
 1-4. 生成モデル
 オートエンコーダーからディフュージョンモデル(拡散モデル)まで

2. 応用編:マテリアルズインフォマティクスへの実装と発展的手法
 2-1. ベイズ最適化
 2-2. 説明変数の重要度評価
 2-3. 推薦モデル

3. 展望編:LLMとマテリアルズインフォマティクスの未来
 LLMを活用したMI研究・MI探索システムの将来像

キーワード
マテリアルズ・インフォマティクス,Python,AI,機械学習,講演,セミナー,研修
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