☆プラズマ処理によって変化した表面の評価方法およびデータの見方についても丁寧に解説!

プラズマ処理による難接着材料の表面・界面設計と接着性向上【LIVE配信】

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。

セミナー概要
略称
難接着材プラズマ【WEBセミナー】
セミナーNo.
260399
開催日時
2026年03月19日(木) 13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
大阪大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学) 大久保 雄司 氏

【専門】
 表面処理工学、高分子材料加工学

【略歴】
 2004年03月: 香川大学 工学部 材料創造工学科 卒業
 2006年03月: 香川大学 大学院工学研究科 博士前期課程 材料創造工学専攻 修了
 2006年05月~2012年03月: (有)かがわ学生ベンチャー 代表取締役社長
 2010年03月: 香川大学 大学院工学研究科 博士後期課程 材料創造工学専攻 修了
 2010年10月〜2012年03月: 大阪大学 大学院工学研究科 特任研究員
 2012年04月〜2013年11月: (独)日本学術振興会 学術振興会-特別研究員(PD)
 2013年12月~2021年03月: 大阪大学 大学院工学研究科 附属超精密科学研究センター 助教
 2021年04月~2023年10月: 大阪大学 大学院工学研究科 附属精密工学研究センター 助教
 (2021年4月1日にセンター名が改名されました)
 2023年11月~現在: 大阪大学 大学院工学研究科 附属精密工学研究センター 准教授

【学協会の活動】
 ・表面技術協会 本部: 評議員
 ・表面技術協会 関西支部: 幹事
 ・日本接着学会 関西支部 若手の会: 世話人
 ・日本接着学会 接着界面科学研究会-運営委員会: 副委員長
 ・日本接着学会 関西支部: 幹事
 ・日本接着学会 関西支部: 評議員
 ・エレクトロニクス実装学会 関西支部: 幹事

【主な受賞歴】
 [1] キャンパスベンチャーグランプリ四国テクノロジー部門 最優秀賞 受賞
   (2008年2月)日刊工業新聞、四国経済連合会
 [2] 第17回優秀講演賞 受賞(2016年3月)表面技術協会
 [3] 平成29年度進歩賞 受賞(2017年2月)表面技術協会
 [4] 平成29年度(第39回)奨励賞 受賞(2017年6月)日本接着学会
 [5] 令和5年度(第45回)学術賞 受賞(2024年6月)日本接着学会
 [6] 第38回春季講演大会 優秀賞 受賞(2024年9月)エレクトロニクス実装学会
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  38,500円 (本体価格:35,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
 ・1名申込の場合、49,500円(税込)→38,500円(税込)
 ・2名同時申込の場合、合計99,000円(税込)→合計49,500円(税込)
   ※両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・プラスチックメーカーや成形加工メーカーの研究開発・生産製造に携わっておられる方
・高分子と異種材料の接着業務の携わっておられる方
 (初心者から中級者まで)
習得できる知識
・様々な表面処理の特徴(メリットとデメリットおよび相違点)
・プラズマ処理条件が接着性に及ぼす影響
・様々な表面分析手法およびデータの解釈方法
・界面制御の重要性
趣旨
 「プラズマとは?」「プラズマ処理と他の表面処理との違いは?」から丁寧に説明しますので、表面処理に馴染みがない方も安心して聴講頂けます。そして、プラズマ処理によって接着性を向上する際に重要となるポイントについて、難接着材料であるフッ素樹脂を中心にして、プラズマ処理の事例を交えながら解説します。プラズマ処理によって変化した表面の評価方法およびデータの見方についても丁寧に説明します。
プログラム

1.難接着材料(フッ素樹脂を含む)

2.研究動向
 2-0 表面処理
 2-1 化学エッチング
 2-2 イオン照射
 2-3 紫外線(UV)照射
 2-4 電子線(EB)照射
 2-5 放射光(SR)照射
 2-6 レーザー照射
 2-7 プラズマ処理 

3.研究成果(研究実績)
 3-1 接着剤とPTFEの強力接着
 3-2 未加硫ゴムとPTFEの強力接着
 3-3 加硫済ゴムとPTFEの強力接着(シリコーンゴムを介した接着)
 3-4 金属酸化物箔とPTFEの強力接着 
 3-5 超平滑金属箔とPTFEの強力接着 
 3-6 金属スパッタ膜とPTFEの強力接着
 3-7 金属ペースト膜とPTFEの強力接着
 3-8 金属インク膜とPTFEの強力接着
 3-9 ゲルとPTFEの強力接着
 3-10 低CTEポリイミド(PI)樹脂とフッ素樹脂(PTFE)の強力接着

4.プラズマ処理条件と接着性
 4-0 プラズマとは
 4-1 プラズマ処理中の圧力が接着性に及ぼす影響
 4-2 プラズマ処理中の温度が接着性に及ぼす影響
 4-3 プラズマ処理中の空気混入が接着性に及ぼす影響
 4-4 プラズマ処理中のガス種が接着性に及ぼす影響(He vs Ar 比較)
 4-5 プラズマ処理中の走査速度が接着性に及ぼす影響
 4-6 プラズマ処理時間が接着性に及ぼす影響
 4-7 プラズマ処理後の表面グラフト重合

5.界面制御
 5-1 被着体側の表面制御による接着性向上
 5-2 被着体側の表面改質による接着性向上
 5-3 フッ素樹脂の平滑化
 5-4 官能基比率の制御による伝送損失の低減

6.今後の展望(接着メカニズムの解明を含む)

【質疑応答】

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