★バイオ界面(材料表面とタンパク質や細胞、水などの生体分子が接する界面)に着目し、基礎から応用までを体系的に解説

生体親和性材料の設計と表面・界面制御および応用【アーカイブ配信】

こちらは2026/8/31実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます。

セミナー概要
略称
生体親和性材料【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2026年09月01日(火)
配信終了日
2026年09月15日(火)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
東北大学大学院 工学研究科 助教 博士(医学) 柏﨑 亜樹 氏

【ご専門】
高分子化学・バイオマテリアル

日本接着学会事業委員・同若手代表幹事
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
非会員の方は1名につき49,500円(税込み)です。
会員の方もしくは新規会員登録していただいた方の受講料は以下の通りです。
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)に割引になります。
 ★2名以上同時申込の場合、1名につき半額の24,750円(税込)に割引になります。
  ※参加者全員の会員登録が必要です。登録料や年会費などは一切かかりません。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは2026/8/31実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをご案内いたします。
 セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
材料開発や表面・界面設計、バイオ関連製品の開発・評価に携わる研究者・技術者をはじめ、生体親和性やタンパク質吸着、細胞接着といったバイオ界面現象に関心のある方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
生体親和性材料における界面現象の基礎を理解し、材料設計および表面改質に応用できる。タンパク質吸着・細胞接着の制御に関する知見を習得し、実務での課題解決に活かせる。
趣旨
 医療デバイスや再生医療をはじめ、材料と生体との界面を制御する技術は、幅広い産業領域でますます重要性を増している。
 本セミナーでは、こうした技術の根幹をなすバイオ界面(材料表面とタンパク質や細胞、水などの生体分子が接する界面)に着目し、基礎から応用までを体系的に解説する。
 はじめに、タンパク質吸着や細胞接着といった初期相互作用のメカニズムを通じて、材料表面が生体応答に与える影響を理解する。次に、これらの現象を支配する材料表面の水和構造について解説し、生体親和性を生み出す本質的な要因に迫る。さらに、こうした基礎的理解に基づく表面・界面設計の考え方と、医療材料から防汚材料に至る幅広い応用展開について紹介する。これらを通じて、機能性材料の開発に活用可能な設計指針の体系的理解を目指す。
プログラム

1.生体親和性材料とバイオ界面の基礎
 1-1 生体親和性材料の基礎
  (1)生体親和性の定義と評価指標
  (2)医療デバイス・再生医療分野での役割
 1-2 バイオ界面とは何か
  (1)材料表面と生体分子(タンパク質・細胞・水)が接する界面の定義
  (2)バルク物性と界面物性の違い
  (3)界面における諸現象と初期相互作用の重要性

2.バイオ界面における初期相互作用のメカニズム
 2-1 タンパク質吸着の基礎
  (1)疎水性相互作用と静電相互作用
  (2)Vroman効果と競争吸着、吸着タンパク質の構造変化
 2-2 細胞接着のメカニズム
  (1)細胞接着タンパク質とインテグリンを介したシグナル伝達
  (2)材料表面性状(化学組成、粗さ、剛性)の影響
 2-3 初期相互作用が生体応答に与える影響
  (1)異物反応・炎症反応、血液適合性との関係
  (2)細胞増殖・分化への波及効果

3.材料表面の水和構造とその役割
 3-1 バイオ界面水和構造の基礎
  (1)バルク水と水和水の違い
  (2)水和水の分類(自由水、中間水、不凍水)と水和構造の概念
 3-2 水和構造の評価手法
  (1)示差走査熱量測定(DSC)による水和構造解析
  (2)赤外分光法・和周波発生分光法による表面近傍水の評価
 3-3 水和構造が生体応答に及ぼす影響
  (1)水和構造とタンパク質吸着抑制の関係
  (2)生体親和性を生み出す本質的要因の考察

4.生体親和性を考慮した表面・界面設計
 4-1 表面修飾の基本戦略
  (1)親水性高分子(PEGなど)による修飾
  (2)双性イオンポリマー(MPCポリマーなど)による修飾
 4-2 表面処理・コーティング技術
  (1)ディップコーティング等の溶液系コーティング法
  (2)表面グラフト重合("grafting from"/"grafting to")
  (3)化学蒸着(CVD)、自己組織化単分子膜(SAM)による表面修飾
  (4)プラズマ処理・ポリマーブレンドによる表面改質
 4-3 設計指針のまとめ
  (1)目的に応じた材料選択の考え方
  (2)評価項目と留意点

5.応用展開:医療材料を中心に
 5-1 医療材料への応用
  (1)人工血管・ステント・カテーテルの抗血栓性付与
  (2)コンタクトレンズ、細胞培養基材、DDSへの展開
  (3)医療デバイスにおけるバイオフィルム形成抑制と感染対策
 5-2 分野を超えた共通設計原理
  (1)医療と防汚に共通するバイオ界面制御の考え方
  (2)その他の応用領域(バイオセンサー、抗菌・抗ウイルス表面など)

6.まとめ
 6-1 機能性材料開発に向けた設計指針の総括
 6-2 今後の研究動向と産業応用の方向性

キーワード
生体親和性材料,バイオ界面,吸着,水和水,中間水,医療材料,セミナー,講演,研修
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