CASEで伸びる自動車材料市場

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セミナー概要
略称
CASE
セミナーNo.
cmc200201
開催日時
2020年02月03日(月) 10:30~16:30
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
1名につき 49,500円(税込)※ 資料・昼食付

メール会員登録者は 44,000円(税込)
 ★ 【メール会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メール会員登録をしていただいた場合、2人目は無料です(1名価格で2名まで参加可能)。また、3名目以降は会員価格の半額です。※ 他の割引と併用はできません。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講座の内容
受講対象・レベル
新入社員から中堅社員までを対象に解説するが、開発担当の管理者が受講しても面白い内容で構成している。
習得できる知識
20世紀末から今日までの材料技術の視点でとらえた情報通信分野の動向と高分子材料に関わる電磁気分野の知識が得られる内容である。
趣旨
産業界のイノベーションは材料分野の新たなイノベーションを刺激する。20世紀末に起きたセラミックスフィーバーは、発電用ガスタービンの熱効率を改善する開発が推進され、脆いセラミックスからエンジニアリングセラミックスが生み出された。そして、我が国の基幹産業である自動車分野にまでその技術は浸透していった。
 最近の自動車産業では、CASEにより市場の大きなイノベーションが起きている。その引き金となっているのはアルビントフラーの予言した高度情報化社会であり、今日みられるインターネットの普及である。この情報技術について5Gが注目され、その仕様がCASEのイノベーションを加速する。基幹産業である自動車産業で起き始めたイノベーションにより、新たな材料市場が生み出される可能性が高まるとともに20世紀に予見された負の誘電率に関する特許出願が増え始めている。本講演では、CASEについて解説するとともに無機材料から有機材料まで俯瞰し、自動車市場で今後成長する高分子材料に焦点を当ててその技術開発の方向を示す。また、高分子材料の電気特性をプロセシングにより劇的に改善した事例や、高分子材料の誘電率制御技術、高分子材料で実現した負の誘電率についても解説する。
 無機材料から有機材料まで研究開発した経験を活かし、CASEを支える情報通信分野の材料技術の傾向を事例に、材料技術の「知の体系」についても触れて、材料技術者以外の方にも参考になるセミナーを目指す。
プログラム
1.CASEがもたらす自動車市場のイノベーション
(1)CASEとは
(2)CASEと5G
(3)CASEが生み出す新たな材料市場
(4)自動車市場における高分子材料の需要予測

2.材料技術のイノベーション
(1)20世紀に完成した素材技術
(2)セラミックスフィーバーからナノテクノロジー
(3)マテリアルズインフォマティクス
(4)プロセシングで材料を創り込む時代
(5)負の誘電率

3.高分子材料のプロセシング
(1)プロセシング技術概論
(2)フィルム材料のプロセシング
(3)ゴム材料のプロセシング
(4)シリコーンLIMS
(5)射出成形・押出成形技術
(6)コンパウンディング技術
(7)カオス混合

4.高分子材料の電気特性制御
(1)誘電体現象論と負の誘電率
(2)高分子の電気特性とパーコレーション
(3)パーコレーション転移の制御
(4)事例

5.まとめ
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