2020年12月01日(火)
10:30~16:30
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55,000円
(本体価格:50,000円)
1名につき 55,000円(税込)※ 資料付
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・本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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・当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
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・「Zoom」については
こちらをご参照ください。
・LED用蛍光体を実際に使用するユーザーであり、その開発動向について最新の情報を知りたい方
・LED用蛍光体の開発に興味があり、開発テーマとしての可能性を検討している技術者
・蛍光体の新しい用途(太陽電池、植物工場、化粧品など)を探索している技術者
実際に使える技術として、白色LED用蛍光体の設計、蛍光体の合成とその評価までを理解できるようにします。
蛍光体業界において、信頼できる世界生産量の公式統計資料はない。そのため、LED用蛍光体はバックライトやLED照明で使用されている重要な部材でありながら、販売および開発状況について把握することが困難である。
そのような状況をふまえ、本講演では、現行の白色LED用蛍光体の長所と欠点だけでなく、それを解決するための新規蛍光体への取り組みを自身のグループだけでなく世界的な動向も含めて、講演者が実際に直接的にコンタクトした生きた情報として幅広く解説する。
1. 蛍光体に関する基礎知識
1.1 蛍光体を理解するために必要な結晶学と固体化学の基礎
1.2 蛍光体母体の選択 酸化物、(酸)窒化物、フッ化物、量子ドット
1.3 発光イオンの選択 希土類、遷移金属
1.4 次世代のレーザー励起用蛍光体で重要な熱消光理論
1.5 発光波長の制御のための設計思想 なぜナローバンド(狭帯域発光)化がブームなのか?
2. 実用蛍光体の評価と設計の実際
2.1 酸化物蛍光体 黄色(Y,Gd)3(Al,Ga)5O12:Ce等
2.2 窒化物蛍光体 赤色(Ca,Sr)AlSiN3:Euなど
2.3 酸窒化物蛍光体 緑色β-サイアロン:Eu、赤色Sr[Li2Al2O2N2]:Euなど
2.4 フッ化物蛍光体 赤色 K2SiF6:Mnなど
3. LED用蛍光体の市場と開発動向
3.1 市場の見積もり
3.2 世界における蛍光体企業
3.3 論文には書かれないノウハウ
4. LED蛍光体から派生した新しい応用分野
4.1 レーザープロジェクタおよびレーザーヘッドライト
4.2 植物育成用蛍光体
4.3 太陽電池用波長変換膜 なぜ必要なのか?
4.4 その他の最新情報