第1章 接着の基礎とメカニズム
1.1 接着の基礎
1.1.1 接着・接着剤とは・接着の位置づけ
1.1.2 接着の長所、短所
1.1.2 接着剤の分類
(1) 主成分による分類
(2) 接着強さによる分類と接着剤の特性
(3) 接着剤のコンセプトによる分類
(4) 機能性接着剤の種類
(5) 短時間接着剤
1.2 接着のメカニズム
1.2.1 接着理論の分解図
1.2.2 ぬれと接触角
1.2.3 接着の仕事
1.2.4 溶解度パラメータとは
1.2.5 接着界面の強さ
1.2.6 金属結合と水素結合
1.2.7 接着剤と被着材面の分子同士の結合
1.2.8 二次結合(ファンデルワールス力)
1.2.9 力学的な接着効果(アンカー効果)
第2章 接着剤の正しい選び方
2.1 接着剤選定の基準(ルール)
2.2 被着材の性質を知る
2.2.1 金属
2.2.2 プラスチック
2.2.3 ゴム(エラストマー)
2.2.4 ガラス&セラミックス
2.2.5 木材
2.3 接着剤に望ましい性質は何か
2.4 接着剤の使用方法は
2.5 法規制を知る
2.6 接着剤選定のためのチェックリスト
2.7 接着剤の選定方法
2.8 被着材からみた接着剤選定の早見表
第3章 接着剤の正しい使い方
3.1 被着材の性質と表面処理
3.1.1 被着材の性質を知る
(1) 金属
(2) プラスチック
(3) ガラス、セラミックス
(4) 木材
3.1.2 被着材の表面処理
3.1.2.1 表面処理の目的
3.1.2.2 被着材表面の異物
3.1.2.3 表面処理の工法
3.1.2.4 金属の表面処理
3.1.2.5 プラスチックの表面処理
3.1.2.6 プライマーによる表面処理
3.1.2.7 ゴムの表面
3.1.2.8 表面処理効果の判定
3.2 接着作業
3.2.1 接着作業のフローチャートと留意点
3.2.2 接着接合のトラブル発生要因
3.2.3 接着剤の塗布
3.2.4 接着剤の固化・硬化
(1) UVによる硬化
(2) 高周波加熱による接着剤の硬化
(3) マイクロ波加熱による接着剤の硬化
(4) 超音波加熱による接着剤の硬化
3.3 接着剤接合部の設計
3.3.1 設計の基本
3.3.2 応力の基本形
3.3.3 接着接合部の形状と応力解析
3.3.4 せん断試験片の変形と応力分布
3.3.5 接着接合部の設計・重ね継ぎ (Lap joint)
3.3.6 せん断接着強さに及ぼす重ね長さの影響
3.3.7 スポットウェルドボンディング
3.3.8 せん断およびはく離接着強さと接着層の厚さの関係
3.3.9 重ね接合部の板厚さと重ね長さ、破壊荷重の相関性
3.3.10 重ね合わせの長さと破壊強度の関係
3.3.11 接合係数とせん断接着強さの関係
3.3.12 接着剤のフィレット形成能
3.3.13 接合部の形状:突き合わせ接合部(Butt joint)
3.3.14 アングル接合にかかる応力の評価
3.3.15 接着接合部の設計・設計上の注意
3.4 接着の評価
3.4.1 接着強さ試験方法
3.4.2 標準的な接着試験片
3.4.3 接着強さを低下させる要因
3.4.4 接着剤の硬化物で測定される代表的特性
3.4.5 接着・接着剤の信頼性評価
3.4.6 耐久性試験一覧
3.4.7 引張りせん断疲労試験
3.4.8 くさび衝撃試験
3.4.9 非破壊検査