バッチ技術では実現できないフローマイクロリアクター合成・生産技術まで【WEBセミナー】
~ 基本と実際の応用例 ~

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セミナー概要
略称
フローマイクロリアクター合成【WEBセミナー】
セミナーNo.
cmc211101
開催日時
2021年11月02日(火) 09:30~16:40
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
1名につき 55,000円(税込)※ 資料付

メール会員登録者は 49,500円(税込)
★【メール会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員がメール会員登録していただいた場合、1名あたりの参加費がメール会員価格の半額となります。
★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
備考
・本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
・当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
・ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
・「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・マイクロリアクターを中心とするフロー合成の基礎的な習得、活用・バッチプロセスからフロー系への展開を考えている方
・マイクロリアクターを用いた反応、プロセス開発への適用の仕方、考え方について知りたい方
・化学プロセスの強化に携わっている方
習得できる知識
・マイクロリアクターの基礎知識の習得
・マイクロリアクターの研究への活用
・フラスコでは不可能な反応・プロセス開発、モノづくり
趣旨
 本合成化学の常識がフローマイクロリアクターによって大きく変貌をとげ、従来の合成化学が大きく変わろうとしている。フローマイクロリアクターによって提供されるミクロな反応場は、化学反応そのものに本質的な影響を与えるためである。さらに、化学生産プロセスの強化や革新に繋がる技術としてもフローマイクロリアクターは注目を集めている。本セミナーでは、フローマイクロリアクター合成の研究・開発を始めるにあたっての基本的な考え方、フローマイクロリアクターの活用の仕方、高速合成化学への展開と最近の動向、デバイス・システム開発の事例、研究・開発の今後の展望など、について紹介したい。
プログラム

講演 1.マイクロリアクターによるフラスコでは達成不可能な合成化学 9:30~12:40

≪プログラム≫
1. フラスコでは不可能なフローマイクロリアクターを用いた合成化学
 1.1 空間サイズと反応場
 1.2 バッチ型リアクターとフロー型リアクター
 1.3 フローマイクロリアクターの特長および活用の仕方について
  1.3.1 高速反応
  1.3.2. 発熱反応
  1.3.3 不安定中間体(生成物)を経由する反応
  1.3.4 器壁表面を利用する反応
  1.3.5 界面を利用する反応
  1.3.6 多段階の分子変換反応
  
2. マイクロリアクターを用いた高速合成化学
 2.1 高速合成化学の意義
 2.2 高速反応の制御
 2.3 合成の高速化
 2.4 反応最適化の高速化
 2.5 反応探索の高速化
 2.6 生産の高速化
 2.7 自動化、AI活用について
  
3. 今後の展開について

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講演 2.マイクロ化学プロセスの設計と制御・運転管理 13:30~16:40

≪プログラム≫
1. マイクロ化による特徴と移動現象(流動,拡散,伝熱)
  
2. 実験用プラント設計例(トラブル事例とその対策)
  
3. プロセス設計
 3.1 プラントの基本構造
 3.2 物質収支に基づく概略設計(例題付)
 3.3 バッチ,連続,マイクロの選択
  
4. 装置設計
 4.1 流体シミュレーション(CFD)の基礎,利用において気をつけたい点
 4.2 CFDによる特性解析事例(各種混合,電解合成,触媒表面反応,蒸留)
 4.3 CFDによる最適設計事例(形状最適化を中心に)
 4.4 3Dプリンタを用いた装置作製
  
5. プロセス制御・モニタリング
 5.1 ナンバリングアップ(流路・装置の並列化)
 5.2 流体分配制御と閉塞検出
 5.3 二相スラグ流の生成制御とモニタリング
 5.4 触媒粒子充填式リアクタの流動様式推定
  
6. データサイエンス技術を活用した反応自動制御・速度解析
 6.1 速度解析-モデル識別とモデルパラメータ推定-
 6.2 ベイズの定理を用いた実験条件逐次最適化(MBDoE)
 6.3 MBDoEによるイオン液体合成反応速度解析
 6.4 機械学習を活用した気固触媒反応速度解析
  
7. まとめ
 7.1 マイクロ化学プロセス開発の現状と課題
 7.2 最近の取り組み
 

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