炭素循環(カーボンリサイクル)技術【WEBセミナー】
~ 触媒からみるCO2利用、水素製造、バイオマス・廃プラの利用技術 ~

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セミナー概要
略称
炭素循環【WEBセミナー】
セミナーNo.
cmc211118
開催日時
2021年11月30日(火) 10:30~16:30
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
1名につき 49,500円(税込)※ 資料付

メール会員登録者は 44,000円(税込)
★【メール会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員がメール会員登録していただいた場合、1名あたりの参加費がメール会員価格の半額となります。
★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
備考
・本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
・当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
・ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
・「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・ 地球温暖化対策に関心のある研究者・技術者、技術企画、経営企画部門の方
・ 二酸化炭素、メタン、水素のいずれかまたはすべてに興味のある研究者・技術者、技術企画、経営企画部門の方
習得できる知識
・ 二酸化炭素排出削減、利用の取り組みの最新動向
・ Power to Gas, Power to Liquid の実際
・ 天然ガス/メタン利用の最新動向
・ 再生可能エネルギーを用いたエネルギー, 化学品製造技術
・ 水素社会関連技術の最新動向
趣旨
 日本は2030年地球温暖化ガス46%削減,さらに50%削減を目指すことと2050年にはカーボンニュートラルを宣言した。欧米に後れを取っている日本にとっては極めて困難な課題であるが、実現しなければならない。欧州はグリーンディールを実行し始め水素戦略を前面に掲げている。日本はCCSを前提としたCO2削減は困難であるため炭素循環(CCU)がカーボンニュートラルの唯一の方法と考えられる。そのためには太陽光や風力などの再生可能エネルギーからの水素の製造とCO2フリー水素を用いた燃料と化学品の製造技術を確立しなければならない。資源的に制限の有るバイオマスは有効に利用されなければならない。また、国内で焼却処分されている廃プラや都市ゴミは貴重な炭素資源であるので、これらを用いてプラスチックのリサイクルと化学品原料とする必要がある。先行する欧米のカーボンニュートラル技術を知り、日本が2050年までに開発しなければならない技術を解説したい。開発のカギは触媒にあると言っても言い過ぎではない。
プログラム

I. CO2削減対策
  
1. CO2排出の現状
 1) 世界のCO2排出量
 2) IPCCの報告
  
2. 世界のCO2削減対策動向
 1) グリーンディール政策
 2) IEAのカーボンニュートラルロードマップ
  
3. 日本の2030年、2050年カーボンニュートラル対策
 1) エネルギー基本計画
 2) カーボンプライシング
 3) CO2削減技術と課題
  
4. CO2の回収・捕集と貯留
 1) CO2の回収
 2) CCS(EOR, 欧州プロジェクト) 
 3) DAC(空気中のCO2の回収) 
  
5. 水素の製造と利用
 1)グリーン水素、ブルー水素
 2)メタン分解による水素(ターコイズ水素) 
 3)人工光合成技術の現状
 4)進み始めた国内外の水素プロジェクト
 5)水素キャリア(液体水素、アンモニア、MCH) 
 6) 燃料電池の現状(定置型燃料電池、燃料電池車) 
  
6. バイオマス利用によるCO2削減
 1)バイオマスによる燃料の製造
 2)バイオマスから化学品の合成
 3) バイオプラスチックの現状
  
7. 廃プラのケミカルリサイクルと都市ゴミ利用によるCO2削減
 1)廃プラの液化
 2)廃プラの液化海外技術と国内動向
 3) 廃プラのガス化
 4) 廃プラのガス化海外技術と国内動向
  
II. CO2の利用技術
  
1. 合成ガスの製造
 1) ドライリフォーミング
 2) CO2の還元
 3) 共還元
  
2. CO2から燃料の合成
 1) メタンの合成
 2) DME
 3) LPGの合成
 4) e-fuel
 5) 航空燃料
 6) 船舶燃料
  
3. CO2から化学品の合成
 1) メタノールの合成
 2) メタノールから化学品の合成
 3) エタノールの合成
 4) エタノールから化学品の合成
  
4. CO2からポリマーの合成
  
5. 電解及び光触媒によるCO2利用

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