フラン誘導体を用いた汎用プラスチックのバイオマス化と機能性バイオベース材料開発【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
バイオベース材料【WEBセミナー】
セミナーNo.
cmc220603
開催日時
2022年06月21日(火) 13:30~16:30
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
1名につき 44,000円(税込)※ 資料付

メール会員登録者は 39,600円(税込)
★【メール会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員がメール会員登録していただいた場合、1名あたりの参加費がメール会員価格の半額となります。
★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします
備考
・本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
・当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。
 この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
・ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
・「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
講座の内容
受講対象・レベル
バイオマス由来材料(バイオベース材料)に興味を持つ技術者・大学での有機化学を学んだ技術者
習得できる知識
バイオマスからの汎用プラスチック合成ルート・フラン誘導体に関する基礎的知見・フラン誘導体からの機能性材料開発
趣旨
 第二世代バイオマスとしてヘミセルロースとセルロースから製造されるフラン誘導体(フルフラール、ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)など)が注目されている。フラン誘導体の中でもフルフラールは化学工業の資源として20世紀初頭から使用されてきたが、現在の用途は、潤滑剤の抽出溶剤、金属成形のバインダーのフラン樹脂に限定されている。一方、20世紀終盤からは、安価で豊富な非可食バイオマス資源であるフラン誘導体をバイオ燃料、汎用高分子のモノマー、および新規高分子に利用する研究が飛躍的に発展してきた。例えば、ポリ(エチレンフラノエート)(PEF)は、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)の代替品として注目され、社会実装が検討されている。
 本講演では、19世紀のフラン誘導体発見から20世紀初頭の汎用プラスチック原料としてのフラン誘導体利用、そして、現在のバイオマス由来の高分子原料としてのフラン誘導体の有用性を解説し、その将来展望を述べる。
プログラム

1 バイオマス資源
 1.1 バイオマス資源の問題点
 1.2 第2世代バイオマス資源としてのフラン誘導体
 1.3 フルフラールとヒドロキシメチルフルフラール(HMF)
  
2 汎用高分子モノマーへの変換
 2.1 ナイロン原料
 2.2 合成ゴム
 2.3 ジカルボン酸
 2.4 テレフタル酸合成
 2.5 ジオール
 2.6 その他
  
3 フラン環のDiels-Alder反応
 3.1 Diels-Alder反応と脱水反応
 3.2 テレフタル酸合成
  
4 機能性モノマーへの変換と重合
 4.1 レブリン酸
 4.2 オキサビシクロカルボン酸
  
5 含フラン環高分子

 5.1 フラン樹脂
 5.2 モノフラン含有高分子
 5.3 ビスフラン含有高分子
 5.4 ビフラン含有高分子
 5.5 フラン環の利用
  
6 まとめ

※ 適宜休憩が入ります。
 

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