非会員:
33,000円
(本体価格:30,000円)
会員:
33,000円
(本体価格:30,000円)
学生:
33,000円
(本体価格:30,000円)
2009年中国のGDPは日本を抜いて世界第二位の経済大国となった。多くの中国企業は急成長し、世界のトップクラスに上り詰めた。以前は国有企業が中心的な存在だったが、近年、アリババ、テンセント、ファーウェイはじめ多くの民間企業がその代表格になった。一方、日本企業はバブル崩壊後の長い不況に苦しまれた後、近年アベノミクスの追い風で一部持ち直したものの、世界で闘う程の体力まで回復していない。他方、デジタルやインターネットのような技術革新は日本企業にどれほどの「利益」をもたらしたか、きちんと検証する必要はあろう。さらに、これからのIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)は果たして日本企業のアドバンテージになるか、より戦略的な対応と経営判断が求められている。本講義は、日中両国の現状と課題を基に、日本企業の今後の針路について考察してみたい。