2020年04月28日(火)
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AI、MaaS、5G、サブスクなど、新技術や成長分野のキーワードが次々と出てきています。変化はチャンスと言われており、多くの企業がこれらのキーワードに沿った新規事業を検討しています。しかし、このような進め方にて企画立案したテーマを社内で提案した場合、「ウチの会社でやることか」という意見が出てしまい、見送りになってしまうケースを多く見かけます。
トレンドに沿ったテーマ、あるいは顧客が求めているテーマでも、自社と大きくかけ離れていると知見がないため見送りになってします。一方、自社を意識しすぎると、既存事業から抜け出せなくなってしまいます。顧客が求めているものと自社らしさのバランスを取ることが、新規事業開発の重要な要素のひとつになります。
このバランスが取れるような新規事業テーマを発案するポイントは、自社の得意(強みではなく得意)を明らかにすると共に、取り組む領域と取り組まない領域の境い目の仮説を早期に設定することです。この境い目の仮説を設定することで、「ウチの会社でやることか」という理由で見送りになることは格段に減ることになります。
本セミナーは、新技術やトレンドが新市場創出にどのように関係しているかのメカニズムを解説した上で、潜在ニーズを掘り起こす方法と、自社らしい魅力ある新規事業開発の考え方と進め方について、事例を含めながら具体的かつ実践的に解説を行なうものです。
1.新規事業、新市場が生まれるメカニズム
・新しいテクノロジーやキーワードは何故魅力的に感じるのか
・新規事業開発は、置き換え市場開発と考えると分かりやすい
・現代において、大きな市場(大きな池)が見つけられない理由
・新規事業開発のジレンマとマネジメント上の課題
2.新規事業のテーマ探索の種類と手順と特徴
・成長分野分析から始める手順と特徴
・アイデア発想から始める手順と特徴
・新技術探索から始める手順と特徴
・未来予測から始める手順と特徴
・成長分野でなくてもチャンスはある
・飛び地の事業でも失敗するとは限らない
・変化がない分野でもチャンスはある
3.新規事業の重要用語を振り返る
○新規事業のアイデア
・設計等のアイデアと新規事業アイデアの違い
・面白いアイデアと良いアイデアの違い
・新規事業のアイデア発想力は情報の組合せ力に比例する
○潜在ニーズ
・ニーズの種類と違い
・潜在ニーズを掘り起こす方法
・トレンドとトレンドを生むエネルギー
○顧客価値
・顧客価値の種類と大きさ
・商品・サービスにおける価値の構成要素
・顧客の求めているコトとモノの関係(見えないコトが重要な時代)
・価値の差別化の余地
4.「ウチの会社でやることか」にならないためのファーストステップ
・自社らしい魅力ある新規事業づくりの推進手順
・自社の既存事業の特性を捉える
・自社の得意は何かの分析
・取り組むこと、取り組まないこととマップ
・取り組む領域の境い目の定義と設定
5.自社らしい魅力ある新規事業のつくり方
○ビジネス構造マップのつくり方と活用
・ビジネス構造マップでチャンスの地図を描く
・ビジネス構造マップをつくるコツ
・深く掘り下げる探索領域の絞り込み
・探索領域を絞ってからトレンドを調べるから意味がある
○テーマを考える前に売りたい顧客を決める
・売りたい顧客の決め方
・“顧客を構造的に理解すること”の大切さ
・BtoBとBtoCビジネスの顧客の決め方の違い
○顧客との対話を行なう活動(VOC活動)
・顧客との対話を行なうためのガイドライン
・“誰に”、“何を”、“どのように”の仮説づくりのポイント
・想像力と創造力の組み合わせの大切さ
・対話で使ってはいけない“NGワード”
・声なき声をどのように聞くか
○魅力ある顧客価値のつくり方
・VOC活動結果の分析について
・変化を捉える感性と違和感の感性
・新しい市場を創造する価値の発想マップ
○ビジネスモデルの構想立案
・基本モデル、業務モデル、収益モデル
・事業特性分析の進め方
・事業特性分析からの継続的競争優位策の検討
(競合の出現に対してどのように対応するのか)
・突破口の事業と展開シナリオのセットで構想立案する
6.新規事業のテーマ評価の考え方を見直す
・何故、90%が賛成するテーマは失敗するのか
・何故、他社から持ち込まれたテーマは実施されやすいのか
・何故、アンケート調査は評価が高く出る傾向があるのか
・客観的に評価するための評価ロジックチャート
・撤退基準の考え方
意思決定を促すポイントはどこにあるのか
・社内理解の進め方
7.質疑応答/名刺交換