窒化物から量子ドットまで 生き残り予測と、転機の兆しを見せるマーケット&ビジネス

LED用蛍光体の技術・材料・市場≪最新トレンド≫
※会場が変更になりました(10/13更新)

 変更前:東京流通センター 2F 第5会議室
           ↓
 変更後:AP品川 10F Dルーム(東京・港区高輪)

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セミナー概要
略称
蛍光体
セミナーNo.
st171024
開催日時
2017年10月26日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
AP品川 10F Dルーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
習得できる知識
○ 実用LED用蛍光体の長所と欠点
○ LED照明用蛍光体の技術開発動向・市場動向
○ 蛍光体設計の概念と実際
趣旨
 LED用蛍光体はバックライトやLED照明で使用されている重要な部材でありながら、正確なマーケット情報がないために、新規材料の開発状況についての正しい情報を大多数の既存蛍光体および新規参入メーカは得られていない。特に、DOEの勧告による蛍光体のナローバンド化への流れは、現在のマーケットを激変させる可能性がある。LED蛍光体は、従来の蛍光体産業とは全く異なるビジネスモデルを取っており、正しい技術情報およびマーケット情報は、世界中の研究者と企業を直接訪ねなければ得られない。本講演では、現行の白色LED 用蛍光体の長所と欠点だけでなく、それを解決するための新規蛍光体への取り組みを自身のグループだけでなく世界的な動向も含めて、講演者が実際に直接的にコンタクトした生きた情報として幅広く解説する。
プログラム
1.蛍光体の設計に必要な基礎知識
 1.1 蛍光体設計に必要な結晶学および固体化学の基礎知識
  ・誰にでも理解できる結晶化学と固体化学概論
 1.2 光と物体色の関係 どのように蛍光体を設計するのか?
  ・なぜナローバンド(狭帯域発光)化がブームになっているのか 
  ・発光イオンによる設計の違い 母体発光、希土類、マンガンの発光の知識
  ・対称性制御による希土類イオン発光の長波長化と狭帯域化
  ・酸化物マンガン蛍光体は太陽電池用波長変換材料として有用か?
  ・バンド理論に基づく新しい熱消光理論、次世代レーザー励起用蛍光体で重要な考え方
  ・酸化物、フッ化物、窒化物、量子ドット、最後に生き残るのはどれか

2.現状および開発中の白色LED蛍光体、その長所と欠点(照明、バックライト、その他)
 2.1 黄色(Y、Gd)3(Al、Ga)5O12:Ce(日亜化学) 黄色蛍光体のスタンダードの特許切れ以降の戦略
 2.2 黄色(Ba、Sr、Ca)2SiO4:Eu(豊田合成) YAGの特許切れ以降の展開
 2.3 黄色α-Caサイアロン:Eu  赤みの強さを活かす車載と照明の用途
 2.4 赤色(Ca、Sr)2Si5N8:Eu  劣化問題の解決と欧州での採用状況
 2.5 赤色(Ca、Sr)AlSiN3:Eu  特許問題はどうなったか
 2.6 緑色β-サイアロン:Eu  バックライト用緑色蛍光体のスタンダード
 2.7 黄色La3Si6N11:Ce  最近動きのある黄色蛍光体のYAGとの違いは?
 2.8 赤色K2SiF6:Mn (Ca、Sr)AlSiN3:Euに対するキラーマテリアルの長所と欠点
 2.9 Cd系およびCd-フリー量子ドット蛍光体  Cdフリーは難しい
 2.10 ペロブスカイト量子ドット蛍光体  Pbフリー化が課題

3.LED用蛍光体のマーケットと日本、中国、台湾、欧米での開発状況
 3.1 ハイパワーLEDおよびLD(レーザーダイオード)対応高温蛍光体がもう一つの現在のトレンド 
 3.2 部材としてのLED用蛍光体 ガラス封止やフィルム化   その技術的な課題と解決方法
 3.3 LED用蛍光体のマーケットと既存会社および新興企業の動き
  3.3.1 国内蛍光体メーカ
  3.3.2 中国、韓国、欧米、台湾メーカの状況
  3.3.3 世界における蛍光体の研究状況

  □質疑応答・名刺交換□
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