~合成・構造・物性の基礎から、高性能化・機能化設計への応用まで~

基礎から応用まで学ぶポリイミド入門講座
位置づけと特長 合成方法、構造と物性の関係、重合、イミド化、、、、
耐熱性向上などの高性能化、加工性(可溶性・熱可塑性・熱硬化性)付与の考え方、、、、
電子材料、光学材料、分離膜材料などの機能化への応用展開等々
特性を引き出す、機能を加える、使いこなす、付加価値を加える為にポリイミド全般を総合的に解説

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セミナー概要
略称
ポリイミド
セミナーNo.
st180606
開催日時
2018年06月20日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
習得できる知識
ポリイミドに関して ①スーパーエンプラのなかでの位置づけと特長 ②ポリイミドの合成方法 ③ポリイミドの構造と物性の関係、④高性能化(耐熱性など)の考え方、⑤加工性(可溶性・熱可塑性・熱硬化性)付与の考え方、⑥熱硬化性と無機化合物とのハイブリッド化、⑦機能化に展開する高分子設計の考え方と実際の開発事例(ガス分離膜、電子材料(低誘電率、感光性)、光学(透明)材料、宇宙(耐放射線性)材料、熱制御材料(断熱、熱伝導)など。
趣旨
 ポリイミドの合成・構造・物性・加工法の基礎から、耐熱性や力学的性質を向上させる高性能化や電子材料、光学材料、分離膜材料などの機能化への応用展開など、ポリイミドの高分子設計の考え方までの全般を総合的に解説します。
 ポリイミドの分野を新しく担当した企業の研究開発を含めた技術者向けのポリイミドの基礎から学べる初級の入門コースです。
プログラム
1.ポリイミドの基礎
 1.1 序論
  1.1.1 ポリイミドの構造(イミド環構造)の特長
  1.1.2 開発の歴史とエンプラの中での位置づけ
  1.1.3 ポリイミドの分類
    ・化学構造、加工性(加工法)、用途などから
  1.1.4 ポリイミドの構造と物性
  1.1.5 代表的なモノマー(工業的に入手可能な製品および試薬などから)
   ①テトラカルボン酸2無水物
    ・芳香族、脂環族、芳香族・脂環族混合構造の例
    ・典型的な合成方法
   ②ジアミン
    ・芳香族と脂環族、芳香族・脂環族混合構造の例
    ・典型的な合成方法
 1.2 ポリイミドの合成
  1.2.1 イミド環骨格を生成する重縮合
   ①テトラカルボン酸2無水物とジアミンからのポリアミック酸経由の典型的な重付加による合成
   ②イソシアナート法、
   ③酸クロライド法
   ④その他
   ⑤蒸着重合
  1.2.2 イミド環骨格の生成以外の重合反応によるポリイミド合成
  1.2.3 イミド化方法
   ①加熱イミド化法
   ②化学イミド化法
 1.3 ポリイミドの構造と物性
  1.3.1 耐熱性
   ①ガラス転移温度(物理的耐熱性)と熱分解温度(化学的耐熱性)
   ②ガラス転移温度とポリイミド構造の関係
   ③熱分解温度とポリイミド構造の関係
  1.3.2 分子間(内)相互作用
    ・電荷移動錯体(Charge Transfer Complex:CT錯体)

2.ポリイミドの応用
 2.1 ポリイミドの高性能化設計

  2.1.1 力学的性質
  2.1.2 熱的性質
 2.2 ポリイミドの加工性
  2.2.1 可溶性
  2.2.2 熱可塑性
  2.2.3 熱硬化性
 2.3 ポリイミドの機能化材料設計
  2.3.1 透明光学材料
   ①ポリイミド構造との関係(吸収端波長、屈折率)
   ②屈折率の制御
  2.3.2 電子材料
   ①低誘電率材料
   ②感光性
  2.3.3 表示材料(LCD):液晶配向膜
  2.3.4 ガス分離膜
  2.3.5 低熱線膨張係数材料
  2.3.6 その他
 2.4 ポリイミド固有の構造からの高性能・機能材料
  2.4.1 宇宙材料
    ・宇宙環境耐性/
    ・宇宙帆船(ソーラーセイル) IKAROS by JAXA
  2.4.2 熱制御材料
    ・断熱用多孔材
    ・高熱伝導グラファイト(←全芳香族ポリイミドの熱分解による)  
 2.5 有機ポリイミド-無機ハイブリッド材料

  □質疑応答□
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