2019年03月15日(金)
10:30~16:00
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
・全固体電池の研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の経験を経た方
・全固体電池材料の最近の動向を把握したい方
・全固体電池の材料開発を新たに始めようとお考えで、取り掛かりの情報収集をしたい方
・会社独自の合成技術・材料をお持ちで、電池への応用をお考えの企業の方
・本テーマにご興味のある方でしたら、どなたでも受講可能です
・リチウム電池に関する基礎知識
・固体電解質開発の最近の研究動向
・現在知られている固体電解質の材料系毎の特色
・全固体電池における高容量負極の充放電特性について
・ゲストLi+が主な伝導種となる新規固体電解質材料
各国の自動車業界では、ガソリン車から電気自動車へのシフトが急速に進められていま
す。電気自動車ではエンジンに代わり、電池特性が自動車の性能や市場価格に直結します。
例えば電池のエネルギー密度は自動車の航続距離を左右し、加速性能は高出力特性がカギ
となります。他にも安全性を含め、優れた特性の蓄電池の開発が急務となっています。最も
有望な蓄電池のひとつが全固体リチウム電池です。全固体電池では、高い安全性・信頼性だ
けでなく、固体電解質を用いることで初めて発現する、従来の電池では得られなかった様々
な特性が期待されます。
本講演では、現在知られている固体電解質材料をいくつかご紹介いたします。更に、全固
体電池における高容量電極材料の充放電挙動や、少量ドープされた”ゲストLi+”が主な伝導種
となる新規な固体電解質材料など、私が現在取り組んでいる研究内容についても簡単にご紹
介いたします。
1.はじめに
~なぜ全固体電池なのか?~
1.1 現行のリチウムイオン電池の特長と課題
1.2 全固体リチウム電池と現行のリチウム電池との違い・開発における注意点
1.3 全固体電池の構造・製造プロセス
1.4 電池の全固体化によるメリット
1.5 全固体電池における、電極界面制御
1.6 最近の研究動向、産業界の動向も併せて
2.主なセラミックス固体電解質 ~各材料系の特長とイオン伝導機構~
2.1 ハロゲン化物系
~世界で始めて実用化された固体電解質~
2.2 酸化物系
~究極の全固体電池の構築~
2.3 硫化物系
~現状最も高いLi+イオン伝導体~
2.4 水素化物系
~最近発見された新たな材料系~
3.全固体電池への高容量負極材料の応用
3.1 現在知られる高容量負極材料
3.2 体積変化抑制に向けた負極材料開発
3.3 全固体電池におけるSiおよびSiOx薄膜の充放電挙動
3.4 全固体電池におけるSn粉末負極の充放電特性
4.Liフリー化合物をベースした、新規固体電解質開発の現状
4.1 KI、NaIをベースとした固体電解質開発
4.2 アルカリハライド中のLi+伝導機構
4.3 ゲストLi+伝導体を用いた全固体電池の試作状況
4.4 更なる伝導度向上に向けて
□質疑応答□