様々な製品に活用されており、多岐にわたる特性を発揮するポリウレタン基本組成や構造、挙動をしっかりと理解することが研究開発で重要となってきます。そんなポリウレタンの基礎から高機能化・高性能化について解説します!

ポリウレタンの高機能化・高性能化のための設計術

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セミナー概要
略称
ポリウレタン
セミナーNo.
st190514
開催日時
2019年05月30日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
ポリウレタン関係者はじめ高分子成形に携わる技術者、研究者
習得できる知識
プロダクトデザインがどのように行われてきたかが理解でき、構造・物性の解析・評価の有効性、重要性を知ることができる。
趣旨
 ポリウレタンはテーラーメイドポリマーと言われるように組成および組成分布は多岐にわたり複雑である。また、ポリウレタンは材料そのものだけでなく、賦形化された製品(繊維など)の変形による挙動が基本組成や構造とどのように関係しているかも理解しておく必要がある。
 本講座で紹介するポリウレタンの構造・物性解析例は、組成の異なる種々のポリウレタンに対してその解析手法が適用でき、応用が利くものである。微細構造論的な知見や物性解析手法が新たな分子設計や構造設計に役立ち、研究開発や応用研究の一つの手助けになるものと思われる。
プログラム

1.はじめに

2.ポリウレタンの基礎
 2.1 ポリウレタンの種類と重合法
 2.2 ポリウレタンの基本組成と化学構造
 2.3 ポリウレタンのブロック性と組成分布

3.ポリウレタンの構造・物性の基礎
 3.1 粘弾性挙動と一次構造との関係
 3.2 化学構造と応力~歪関係
 3.3 Mooney-Rivlin式のC1項とC2項の物理的解釈
 3.4 ポリウレタンのハードセグメントの凝集構造
 3.5 ポリウレタンの化学構造と高次構造の形成

4.大変形下における構造変化
 4.1 ハードセグメント凝集構造の配向挙動
 4.2 ハードセグメントとソフトセグメントの分子配向挙動
 4.3 高次構造の変化挙動

5.ポリウレタンの温度変化による構造・物性変化
 5.1 ハードセグメント配向の温度依存性
 5.2 物性の温度依存性

6.高性能・高機能化への分子設計・構造設計の例
 6.1 ポリウレタンの理想ゴム弾性へのアプローチ
 6.2 ポリウレタンの低温弾性回復性の改良
 6.3 ポリウレタンの染色性向上
 6.4 ポリウレタンの透湿機能の向上
 6.5 その他

7.成形シミュレーションの応用
 7.1 乾式成形理論の基礎
 7.2 シミュレーション結果と構造・物性の関係

  □質疑応答・名刺交換□

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