~どのような材料が有望か? 技術展望は?~
~IoTのためのフレキシブル/ウェアラブルエナジーハーベスター~

有機系フレキシブル熱電変換材料/デバイスの基礎・課題と最新技術動向【WEBセミナー】
※会場受講のみから、ZoomによるLive配信のみに変更になりました(8/20更新)

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
熱電変換【WEBセミナー】
セミナーNo.
st200813
開催日時
2020年08月27日(木) 13:30~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  0 (本体価格:0)
価格関連備考
定価:1名につき 35,200円
会員:1名につき 33,440円、2名の場合 44,000円、3名の場合 66,000円

※会員価格は受講者全員の会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申込み受理のご連絡メールに接続テスト用のURL、ミーティングID​、パスワードが記されております。
 「Zoom」のインストールができるか、接続できるか等をご確認下さい。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は事前にお申し込み時のご住所へ発送させて頂きます。
  ダウンロードは不可のセミナーですので間近でのお申込みは、セミナー資料は終了後の送付になる場合がございます。
・開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
講座の内容
習得できる知識
熱電変換の基礎知識、様々な熱電機構、フレキシブル熱電材料に要求される性能、薄膜/微小量での熱電特性評価における注意点、熱伝導率測定における注意点、どのような材料が有望かの展望を学ぶことができます。
趣旨
 IoTの末端に位置する様々な孤立電子機器において、電力自給のためのエナジーハーベスティングデバイスは重要な要素である。人間が生活する限りは少なからぬ熱流が生じており、衣服や人間の住環境には必然的に内外温度差が生じている。これを利用すべく、人体や身の回りの排熱を利用するエナジーハーベスティングデバイスの研究が世界的に盛んになってきている。
 本セミナーでは、熱電変換の基礎、ウェアラブル用途などに要求される条件、有機系熱電材料に特有のメカニズム、熱電および熱伝導率測定の注意点などの基礎的知識を解説した後、我々が狙っている従来概念を超える「やわらかい」熱電材料/素子について、そのコンセプトといくつかの最新成果を紹介する。
プログラム

1.熱電変換デバイスの基礎
 1.1 エナジーハーベスティングと熱電変換
 1.2 熱電変換の実用例
 1.3 熱電変換デバイスの基本構造
 1.4 熱電変換デバイスの基本設計思想と材料への要求
 1.5 パワーファクターと無次元性能指数

2.ゼーベック効果の基礎
 2.1 ゼーベック効果概要
 2.2 ゼーベック効果の物理的な中身
 2.3 ゼーベック効果の理論式(線形応答理論より)
 2.4 様々な近似理論式
 2.5 やや特殊な例

3.熱電変換材料研究の現状概観
 3.1 熱電変換技術の特許動向概要
 3.2 無機熱電変換材料の現状
 3.3 古典的材料設計指針
 3.4 低次元化やナノ構造形成のメリットと限界

4.フレキシブル熱電変換素子実現に向けて
 4.1 フレキシブル熱電変換デバイスの必要性
 4.2 どの程度の電力を供給できるか
 4.3 有機系熱電材料/デバイスの報告例
 4.4 フレキシブル熱電変換素子特有の要求事項

5.有機系熱電材料の評価法
 5.1 市販熱電特性評価装置の例
 5.2 熱電特性評価の一般的注意点
 5.3 有機熱電材料評価のための要求事項
 5.4 熱伝導率測定法の比較
 5.5 市販熱伝導率評価装置の例
 5.6 熱伝導率測定の一般的注意点
 5.7 いくつかの方法の紹介

6.有機系熱電材料の広範囲サーベイ結果
 6.1 広範囲有機系熱電材料探索結果と考察
 6.2 有望と思われる材料系は? 

7.有望な材料系1:不均一系材料
 7.1 不均一系熱電材料とは?
 7.2 コアシェル型単分子接合を利用した不均一系熱電材料設計
 7.3 CNT/タンパク質複合材料による断熱性熱電材料の創出
 7.4 CNT複合材料の紡糸と布状熱電変換デバイス

8.有望な材料系2:高純度有機半導体における巨大ゼーベック効果
 8.1 有機半導体における巨大ゼーベック効果の発見
 8.2 巨大ゼーベック効果の普遍性
 8.3 巨大ゼーベック効果発現の条件および物理機構考察
 8.4 巨大ゼーベック効果に実用性はあるか?

  □質疑応答・名刺交換□

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