各種レーザの特徴や溶接・接合メカニズムから溶接欠陥対策、異材接合への応用、最新技術動向まで
レーザ接合・溶接の基礎から応用までを徹底解説

レーザ溶接・接合のメカニズムおよび
トラブル発生の原因・防止策と最新技術動向【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
レーザ接合【WEBセミナー】
セミナーNo.
st201224
開催日時
2020年12月21日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,970円 (本体価格:42,700円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 49,500円(税込)
会員価格:1名につき 46,970円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
資料付
※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。

【ZoomによるLive配信】
 ・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 ・お申し込みの際は、接続確認用URL→ https://zoom.us/testにアクセスして
   接続できるか等ご確認下さい。
 ・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
 ・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
 ・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  ・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。

・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
 ※開催日の4~5日前に発送します。
  開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、
  ご了承下さい。Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
講座の内容
受講対象・レベル
大学卒業レベル(高等学校卒業、高等専門学校卒業レベルでも可能)の知識があれば理解できる内容となっています。

・レーザ溶接・接合に興味がある人、レーザ利用者、レーザ装置の納入・販売業者
・レーザをものづくりに利用したい技術者、レーザ開発者
・レーザ溶接について詳細に理解したい研究者・技術者
・レーザ溶接で問題を抱えているレーザ加工担当者
習得できる知識
・各種溶接・接合用レーザの特徴と動向
・レーザ溶接現象 (プルーム挙動、キーホール挙動、溶融池内湯流れ、スパッタ発生機構など)
・レーザ誘起プラズマ・プルームとレーザビームとの相互作用
・パルスレーザスポット溶接にける溶融・深溶込み現象(スパッタ、ポロシティ、割れ等との関連性)
・レーザ溶接部の溶込み深さに及ぼす各種因子の影響
・レーザ溶接継手の機械的特性とそれに及ぼす各種因子の影響
・レーザ溶接欠陥(ポロシティ、凝固割れ、アンダフィルなど)の発生機構と防止策
・レーザテーラードブランク溶接
・レーザリモート溶接現象とその溶接結果
・レーザ溶接におけるインプロセスモニタリングおよび適応制御方法
・レーザ溶接におけるOCT利用によるキーホール深さ計測法
・レーザ異材接合における考え方
・AlとFe、CuとAlなどの異種金属材料のレーザ溶接
・金属とプラスチックのレーザ直接接合法
・金属とCFRPとのレーザ直接接合法
趣旨
レーザは高パワー密度・高エネルギー密度の熱源で、各種材料の溶接・接合が高速・高精度・高品質に可能である。本講演では、各種溶接・接合用レーザの特徴と動向、レーザ高速リモート溶接時やレーザ深溶込み溶接時のレーザ溶接現象、特に、プルーム挙動、キーホール挙動、スパッタ発生状況とそれらに関連する溶込み特性、溶接欠陥の発生機構と防止策、 レーザ溶接時のインプロセスモニタリングや適応制御法など、動画を使って詳説する。特に、ポロシティや高温割れの発生機構と防止法、最近注目されているスパッタやポロシティの低減に及ぼすレーザビームモードの効果とその考え方、キーホール深さ計測法の原理と実際の溶接・測定結果についても解説する。
 また、レーザによる異種材料接合技術に関しては、鉄鋼材料とアルミニウム合金やマグネシウム合金、銅とアルミニウムなどのレーザ接合法、レーザによる金属とプラスチックまたはCFRPとの直接接合法などを紹介する。さらに、ブルーやグリーンレーザの開発とファイバレーザビームモードの改善による溶接結果などの最新情報も紹介する。 
 講演を通して、レーザ溶接の基礎から応用、展開まですべてを網羅することにより、レーザ溶接の基本を理解し、質疑応答などを通じて応用力を養うように配慮する。
プログラム

1.各種溶接・接合用レーザの特徴とその溶接溶込み特性、およびレーザの動向
 1.1 レーザ(CO2、YAG、半導体、ファイバ、ディスクレーザなど)の種類、特徴と動向
 1.2 レーザ溶接における溶込みに及ぼす各種因子の影響
 1.3 各種レーザ溶接における溶接性と波長の影響
 1.4 レーザ溶接性に及ぼすビームモードの影響
 1.5 溶接・接合用レーザの動向
 
2.レーザ溶接のメカニズム
 2.1 溶接における基本事項 (温度場、凝固ミクロ組織、残留応力と変形など)
 2.2 レーザスポット溶接現象(キーホール挙動、溶込み、溶接性および欠陥に及ぼすパルス波形の影響)
 2.3 レーザビード溶接現象(プルーム挙動、キーホール挙動、湯流れなど)
 2.4 レーザリモート溶接現象(溶込み特性、プルーム挙動とビームの相互作用など)
 2.5 レーザテーラードブランク溶接およびレーザブレージング
 
3.レーザ溶接欠陥の種類・特徴と防止策
 3.1 各種溶接欠陥の種類および発生因子と防止策
 3.2 ポロシティの種類と防止策(鉄鋼材料(亜鉛めっき鋼)、軽合金、溶接条件など)
 3.3 割れの種類と防止策 (アルミニウム合金、ステンレス鋼、凝固割れなど)
 3.4 スパッタの発生・防止条件によるアンダフィルの発生と防止(各種金属材料とその影響)
 3.5 レーザ溶接継手の機械的特性に及ぼす各種因子(ポロシティなど)の影響
 
4.レーザ溶接時のモニタリングと適応制御
 4.1 モニタリング手法
 4.2 連続レーザによるビード溶接時のセンシングとモニタリング
 4.3 パルスレーザによるスポット溶接時のインプロセスモニタリング
 4.4 レーザスポット溶接時の適応制御とインプロセスリペアリング
 4.5 レーザビード溶接時の適応制御
 4.6 レーザ溶接時のキーホール挙動と深さ計測モニタリング
 
5.異種金属のレーザ溶接・接合
 5.1 鉄鋼材料と各種金属のレーザ異材接合
 5.2 軽金属と各種材料のレーザ異材接合
 
6.金属とプラスチックまたはCFRPのレーザ直接接合
 6.1 異種材料のレーザ直接接合方法
 6.2 接合性の及ぼすレーザ照射条件の影響
 6.3 レーザ接合機構

□ 質疑応答 □

キーワード
半導体製造技術、極端紫外線リソグラフィー、反射光学系、多層膜
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