高電圧下での絶縁材料は高電圧特有の現象を起こし、劣化や破壊の原因につながります・・・
絶縁破壊のメカニズムから実際に電気自動車や高電圧機器に用いられる高分子を解説!!

高分子絶縁材料の設計講座【WEBセミナー】
~高分子絶縁材料の誘電・電気伝導特性と絶縁破壊メカニズムと評価手法~

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セミナー概要
略称
高分子絶縁材料【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210105
開催日時
2021年01月20日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。


・Live配信受講:製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催日の4~5日前に発送します。開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

【ZoomによるLive配信】
 ・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 ・お申し込みの際は、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして
   接続できるか等ご確認下さい。
 ・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
 ・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
 ・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  ・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
講座の内容
受講対象・レベル
・電気絶縁用途を想定した高分子複合体の開発を行っている素材メーカーの技術者
・数100V以上の電気絶縁を扱ったことのない電気機器関連メーカーで、 より高い電圧での絶縁の開発を行っている技術者
習得できる知識
高分子材料に高い電圧を加える際に生じる現象の理解と絶縁材料として用いる際の留意点
趣旨
絶縁材料に加わる電圧が高くなると低い電圧では起きない部分放電など高電圧特有の現象が起き、絶縁特性が劣化、ついには破壊に至ることがあります。講座では絶縁材料として広く用いられています高分子材料の誘電・絶縁特性の基礎について説明するとともに、高分子絶縁材料の絶縁破壊がどの様な過程を経て生じるかについて説明しつつ、絶縁破壊のメカニズムについて説明するとともに、電力、高電圧機器、EV/HEVなどで用いられている高分子について概説します。
基礎的な物理現象から話を始めて、高電圧印加の際にほとんどの寿命を決める要素である部分放電、トリーがどの様な影響を及ぼすか、それらの評価方法などを理解するとともに、絶縁特性の劣化を経て破壊にいたる場合にどの様な要因が影響を及ぼすか、複合体において劣化に伴う破壊に及ぼすフィラーの効果について説明しつつ、それらにフィラーがどの様に絶縁破壊にいたる過程に影響を及ぼすかを理解できる様説明します。
プログラム

1.基本的な物理現象についての理解の大切さ
 1.1 気体の絶縁破壊理論は固体を考える時にも大切
 1.2 液体・固体中への電荷の供給
 1.3 絶縁での弱点

2.高分子材料の誘電特性
 2.1 誘電率及び誘電損率の周波数特性
 2.2 電子分極と原子分極
 2.3 配向分極
 2.4 緩和時間の分布
 2.5 高分子の分子構造と誘電特性
 2.6 複合体の誘電特性

3.高分子絶縁材料の電気伝導特性
 3.1 イオン伝導
 3.2 電子性伝導

4.高分子絶縁材料の短時間破壊のメカニズム
 4.1 高分子の絶縁破壊
 4.2 電子的破壊
 4.3 熱破壊
 4.4 機械的破壊

5.高い電圧を用いるところでの高分子材料
 5.1 電力ケーブル
 5.2 電力機器
 5.3 EV/HEV
   a.EV/HEVでの電圧波形
    b.耐インバーターサージ性エナメル線
    c.高PDIV化のための低誘電率エナメル電線

6.高分子絶縁材料の長時間破壊とフィラーの効果
 6.1 高分子材料の劣化現象
 6.2 部分放電とトリー
 6.3 部分放電特性の評価
 6.4 V-t特性
 6.5 フィラーの効果
 6.6 フィラー/高分子界面の影響
 6.7 フィラーによるトリー劣化抑制

  □ 質疑応答 □

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