★ 「なぜ吸音するのか」「遮音のメカニズムは何か」といった物理現象としての本質を理解していただきます。
★ 「音響に関する初心者でも理解できる」に重点を置いて、多くの事例を交えて解説します。

吸音・遮音・防振の理論とその測定・評価に関する入門講座【WEBセミナー】
~基礎理論の他、音響測定も解説~

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セミナー概要
略称
吸音・遮音【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210110
開催日時
2021年01月22日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料付(PDF)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、
 セミナーを中止することがございます。

・PDFデータ(印刷可/編集は不可)

 
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
講座の内容
習得できる知識
 「なぜ吸音するのか」「遮音のメカニズムは何か」といった物理現象としての本質を理解することが最も重要であり、この理解があって初めて有効な吸音・遮音構造体の選択、あるいは新たな吸音・遮音材料を創り出すことも可能となります。
 当講座では、吸音・遮音・防振に関係する諸問題において、その問題解決としてできる限り幅広い選択が可能となるような知識・技術が得られることを目指します。また関連する多くの参考文献を紹介していますので、本講座をきっかけに自前での知識・技術の向上が期待できます。
趣旨
 音・振動に関する様々な問題を扱う際には、その発生から伝搬・感知に至る現象がどういうものかを理解しておくことが必要です。
 その過程で材料の持つ吸音・遮音・力学的性質がどのように関係し、その特性をどのように把握するか、本講座ではこの点を中心に「音響に関する初心者でも理解できる」に重点を置いて、多くの事例を交えて解説します。
 また、情報処理技術の発達によりほとんどの音響計測とその解析が高価な計測機器を使わずに簡単に自前でできるようになりました。その際必要となる、パソコンによるデジタル処理の基礎についても解説します。
プログラム

1.身の回りの音と振動の実態

2.音の基礎事項

 2-1 音の物理と心理的効果
 2-2 音って何?
  2-2-1 音の大きさ
  2-2-2 音の高さ
  2-2-3 音色
 2-3 音の反射・吸収・透過

3.吸音の基礎理論
 3-1 吸音率とインピーダンス
 3-2 吸音のメカニズム
  3-2-1 多孔質型吸音
     ・なぜ吸音する?
     ・吸音を表現するモデル
  3-2-2 板・膜振動型吸音
     ・なぜ吸音する?
     ・吸音を表現するモデル
     ・通気性の影響
  3-2-3 共鳴器型吸音
     ・なぜ吸音する?
     ・孔あき板吸音構造とスリット型吸音構造
 3-3 微細穿孔板(MPP)の吸音
  3-3-1 吸音を表現するモデル
  3-3-2 板振動の影響
  3-3-3 MPPの応用
 3-4 吸音率の測定
  3-4-1 菅内法
  3-4-2 残響室法
 3-5 吸音による減音効果
  3-5-1 残響理論
  3-5-2 インパルス応答
  3-5-3 残響理論に基づく吸音の減音効果

4.遮音の基礎理論
 4-1 振動と音の伝搬
 4-2 遮音のメカニズム:隙間のない壁体をなぜ音が透過する?
 4-3 空気音の遮音
  4-3-1 一重板の遮音理論
     ・音の透過を表現するモデル
     ・どうしたら遮音性能を上げられるか
  4-3-2 二重板の遮音理論
     ・音の透過を表現するモデル
     ・空気層があることによる新たな問題
     ・どうしたら遮音性能を上げられるか
   4-3-3 空気音の遮音性能測定と評価
 4-4 個体音の遮音
  4-4-1 個体音とは?
  4-4-2 個体音の実態と対策(防振の原理)
 4-5 床衝撃音
  4-5-1 床衝撃音の実態と対策
  4-5-2 床衝撃音の測定と評価

5.防振の基礎理論
 5-1 振動伝達の簡易モデル
 5-2 防振の考え方
 5-3 ダンピングの測定理論

6.音の測定と信号処理の基礎
 6-1 音響測定一般
 6-2 信号処理の基礎
 6-3 測定と解析のデモンストレーション


□質疑応答□

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