効果的な実験ノートの取り方教えます
実験ノートの取り方や使い方にお困りではありませんか?
入社して誰かに実験記録の残し方や残した記録の運用方法を教えてもらいましたか?
本セミナーでは、実験の考え方や実験データの解析、記録の仕方、まとめ方について、特に実験ノートに代表される"記録"に重点を置いて解説します。

確実に成果を生む実験結果の活用と実験ノート(記録)の取り方【WEBセミナー】
効果的な実験記録の取り方・残し方、取った記録の運用方法を考える

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
実験ノート【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210113
開催日時
2021年01月25日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
特典
【セミナー受講特典コンサルティング】 ※ コンサルティング料は受講料とは別になります。
 セミナーに受講して名刺交換をさせて頂いた方への特典サービスとして、初回限定で限定特別料金にてコンサルティングをご利用いただけます。
 技術的な相談はもちろん、戦略相談、オンサイトセミナーなど、依頼条件を満たす限り原則として実施内容、方法に制限はありません。
 技術コンサルティングには興味があるが利用したことがないので、どのようなものか良くわからず正式依頼に踏み切れない、決裁を取るために一度ディスカッションしたいという方は、是非この機会に、JRLのコンサルティングを御体験ください。限定特典ではありますが、必ず満足のいただける内容でお応えします。

<依頼条件>
・初回1回のみ
・セミナー実施日より3カ月以内に依頼が成立
・費用:内容によらず定額の限定特別料金
備考
※資料付(郵送)
※講義中の録画・録音・撮影はご遠慮ください。

・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
 ※開催日の4~5日前に発送します。
  開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
  セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
  Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

 
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
講座の内容
受講対象・レベル
・研究開発の実務担当者(若手、中堅)
・指導するリーダー、管理者
・新入社員、若手

【受講に際しての注意事項】
大変申し訳ございませんが、
講師とご同業(経営・人事研修・技術コンサルタント、またはこれに類する事業を手掛けている等)の方のご参加はお断り申し上げます。
習得できる知識
・実験の考え方
・実験計画の立て方
・実験ノートの書き方
・記録の使い方
・情報整理
趣旨
 研究開発においては、適切な実験方法を考えることはもちろん、適切なデータ解析や現代では知財化、権利化が必須であり、そのためには記録が重要となることは言うまでもない。加えて、チームや社内における情報共有、開発本人の思考のためにも記録は必要不可欠である。また近年は様々な機器類の発達で実験データを得ることが容易になってきている反面、無計画に実験を行ってデータを積み重ね、日々増えていくデータに溺れてしまっている状況が生まれている。目的に合わせて実験を計画してデータを取得して解析し、それらを記録、まとめるといった様々なことを正しく行なわなければならない。
 しかし、残念ながら大部分の企業、開発現場ではこういった実験の考え方や、実験結果の解析、記録の残し方、実験のノートの書き方などの実験実務に関する教育はほとんど行われていない。そのため、各自が我流の方法に頼っており、人員間、部署間でのレベルのバラつき、共有性の欠如といった問題、そして、最悪の場合権利化におけるevidenceと成りえないような状況まで生まれている。
 本セミナー、講習会では、このような状況を打開して、確実に結果を成果へと昇華させる、より効率的な開発を実現するために必要となる、実験の考え方、実験データの解析から、記録、そして、まとめ方を、基本から様々なケース、対象について、特に実験ノートに代表される記録に重点を置いて詳細に解説する。
プログラム

1.イントロダクション
 1.1 実験と開発
 1.2 実験とは何か
 1.3 開発とは何か

2.実験の基本、心得と実験ノート
 2.1 実験の基本プロセス
 2.2 実験を始める前のポイント
 2.3 実験中の心構え
 2.4 実験終了後
 2.5 実験が上手くいかない時
 2.6 良くある失敗パターン
 2.7 実験の絶対的タブー

3.実験ノート
 3.1 実験ノートとは
 3.2 実験ノートの役割
 3.3 実験ノートに求められること
 3.4 第3者
 3.5 何を書くか
 3.6 実験ノートに書くこと(項目)
 3.7 実験前に書くこと
 3.8 実験中に書くこと
 3.9 実験後に書くこと
 3.10 書き方のルール
 3.11 定性的情報、状態情報の記録
 3.12 リアルタイム
 3.13 データ・情報の整理、保存
 3.14 名前の付け方
 3.15 電子データの保管
 3.16 実験ノート・記録の使い方
 3.17 修正・加筆・削除
 3.18 付箋の使用
 3.19 機器出力シート
 3.20 写真の活用
 3.21 参考資料
 3.22 肥満
 3.23 電子データの取り扱い
 3.24 アドバイス
 3.25 ピラミッドストラクチャー
 3.26 表現
 3.27 イメージ
 3.28 ちょっとしたコツ
 3.29 記録、証拠としての保全
 3.30 絵コンテノート
 3.31 実験シート例
 3.32 表紙とインデックス
 3.33 最初の2ページ
 3.34 実験テーブルの作成
 3.35 ノートの例
 3.36 ページの使い方
 3.37 ノートの選択
 3.38 ノートのサイズ
 3.39 実験ノート以外の記録
 3.40 チェック
 3.41 実験ノートの管理
 3.42 データの保存

4.データ表現
 4.1 視ること
 4.2 データ解釈における認知バイアス
 4.3 観点の重要性
 4.4 アウトライヤー
 4.5 情報次元の拡張
 4.6 解析・解釈
 4.7 データの伝え方
 4.8 数字(データ)の取り扱い
 4.9 5大解析視点+1
 4.10 データと解析の記録

5.研究開発のための思考
 5.1 計画と考察のための考え方
 5.2 目的志向
 5.3 アウトプット志向
 5.4 仰望視点と俯瞰視点
 5.5 逆走型思考の併用
 5.6 メタフィールド思考
 5.7 逆説的思考
 5.8 失敗からのリカバリー
 5.9 認知バイアスの罠
 5.10 目利き力
 5.11 ヒラメキの種
 5.12 イノベーションを生む発想と行動
 5.13 思考プロセスの記録

6.コミュニケーションと情報発信
 6.1 結果は伝わってこそ成果になる
 6.2 コミュニケーションとは
 6.3 技術者の報連相
 6.4 伝聞と報告
 6.5 ミーティング

7.仮説思考による研究開発と問題解決
 7.1 仮説が必要な理由
 7.2 実験の本当の意味
 7.3 実験を考えるとは
 7.4 仮説の考え方
 7.5 仮説の精度と確度
 7.6 結論の条件
 7.7 仮説モデルの構築
 7.8 仮説→課題設定→計画
 7.9 2種類の事実

8.今後の流れ
 8.1 実験ノートの電子化
 8.2 電子実験ノートの分類
 8.3 電子化の失敗例

9.まとめ:研究者の心得
 9.1 企業の技術力のポテンシャル要素
 9.2 4つの基本力
 9.3 2種類の感
 9.4 研究者の成功要素
 9.5 知識と知恵
 9.6 実験の神髄
 9.7 研究開発フロー

10.質疑

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