製品品質の肝となる切断加工。原理・特徴を基礎から学び、品質の向上・目的に応じた使い分けをマスターする。
◇機械的切断:せん断、切削、研削、ウォータジェット切断
◇熱切断:ガス切断、水素ガス切断、アーク切断、放電加工、プラズマ切断、レーザ切断

切断加工技術の基礎との応用【WEBセミナー】
各種切断加工技術の原理・特徴から切断品質の向上法、最新のアプリケーションまで

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セミナー概要
略称
切断加工【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210207
開催日時
2021年02月16日(火) 10:00~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料付(PDF)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

・PDFデータ(印刷可/編集不可)

 
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
講座の内容
受講対象・レベル
製造メーカで設計、製造業に携わる技術者
趣旨
 切断は、産業機械、建築物、橋梁、船舶、鉄道車両などの鋼構造物や自動車を製作する場合、最初の製造工程である。次の工程の溶接では、前工程で切断した部材の寸法精度や切断面品質に不良があると、手直しなどの余計な作業が生じたり、溶接の品質にも悪影響を及ぼす。さらに、その後の組み立て工程にも少なからず影響を与えることから、鋼構造物や自動車の製作において切断は非常に重要な工程である。切断方法には、刃物を用いた機械的切断と、光や電気、炎を熱源とした熱切断がある。単純形状の切断には機械的切断も用いられるが、複雑な形状の切断には、任意の形状が容易に切断できる熱切断が一般的に使用されており、代表的な熱切断法としてガス切断、プラズマ切断、レーザ切断などが挙げられる。
 本セミナーでは、それぞれの切断方法の原理、特徴、切断品質、最近のアプリケーションについて説明する。本セミナーは製造メーカーで、設計・製造に携わる技術者に大いに役立つと考える。
プログラム

1.切断加工の概要
 1.1 切断加工の重要性
 1.2 切断加工の種類
 1.3 機械的切断と熱切断の対比

2.各種切断法
 2.1 機械的切断
  2.1.1 せん断
   (1) せん断の原理と特徴
  2.1.2 切削
   (1) 切削の原理と特徴
  2.1.3 研削
   (1) 研削の原理と特徴
  2.1.4 ウォータジェット切断
   (1) ウォータジェット切断の原理
   (2) ウォータジェット切断の特徴
 2.2 熱切断
  2.2.1 熱切断の種類
  2.2.2 代表的な熱切断の概要
  2.2.3 代表的な熱切断の切断性能
  2.2.4 ガス切断
   (1) ガス切断の歴史
   (2) ガス切断の原理と特徴
   (3) ガス切断が出来る条件
   (4) ガス切断面粗さの形成
   (5) ドラグラインの形成
   (6) 予熱炎の効果
   (7) ガス切断に及ぼす因子
   (8) 切断に関する品質基準
   (9) ガス切断の保安
  2.2.5 水素ガス切断 (最新のアプリケーション)
   (1) 水素ガス切断の特徴
   (2) 水素ガス切断の種類
    (a) 爆発限界を外すためにLPGガスを混合する手法 (水素・酸素混合発生方式)
     ① 水素ガス切断の原理
     ② 鋼板表面での酸化反応停止限界速度
     ③ 切断酸素の運動量に及ぼす予熱炎の影響
     ④ 水素によるガス切断進行面の改善
     ⑤ 切断進行面と切断酸素噴流中心との位置関係
     ⑥ 切断下部のスラグ付着
    (b) 水素・酸素完全分離発生方式
     ① 水素ガス切断システムの特徴
  2.2.6 アーク切断
   (1) アーク切断の歴史
   (2) アーク切断の概要
   (3) カーボンアーク切断
   (4) ミグ(マグ)アーク切断
   (5) エアカーボンアーク切断
   (6) 溶極式ウォータジェットアーク切断
    (a) 原子炉部品の水中解体への溶極式ウォータジェット切断の適用
   (7) アークソー切断
   (8) 酸素アーク切断
  2.2.7 放電加工
   (1) 放電加工の歴史
   (2) 放電加工の原理
   (3) 放電加工の種類
    (a) 型彫り放電加工
    (b) ワイヤカット放電加工
   (4) 放電加工の特徴
   (5) 放電加工の切断性
  2.2.8 プラズマ切断
   (1) プラズマ切断の歴史
   (2) プラズマ切断の原理と特徴
   (3) プラズマ切断の課題
   (4) 材質と切断法
   (5) 水中プラズマ切断
   (6) 高品質切断 (最新のアプリケーション)
  2.2.9 レーザ切断
   (1) レーザの性質
   (2) レーザの種類
   (3) レーザ切断の歴史
   (4) レーザ切断の原理と特徴
    (a) 熱加工
    (b) レーザ切断の原理
    (c) レーザ切断の特徴
    (d) レーザ切断の分類
    (e) レーザ切断機の種類
   (5) 水中レーザ切断
   (6) ファイバーレーザ切断 (最新のアプリケーション)
    (a) ファイバーレーザの特徴
    (b) ファイバーレーザ切断機の切断能力
    (c) ファイバーレーザの開先切断能力
   (7) レーザ切断の保安


□質疑・応答□

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