第一原理計算で何ができるのか?どうやるのか?どうやって導入するのか?

第一原理計算 入門【WEBセミナー】
~計算手法の理解と活用する際の要点、社内導入を検討する際の勘どころの把握~

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セミナー概要
略称
第一原理計算【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210609
開催日時
2021年06月23日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
・PDFテキスト(印刷可・複製不可)
 ※PDFデータは、後日ダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。
  (開催前日~前々日からを目安にダウンロード可、または送付)

【ZoomによるLive配信】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。

※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・第一原理計算を聞いたことがあるが、中身を知らない方
・導入を検討しているが、どんなことが出来るのか知りたい方

第一原理計算が対象とするのは物質科学、材料科学であること、その理解には量子力学が必要くらいの理解があることが望ましい。(当日は量子力学の詳しい内容は不要)
習得できる知識
・第一原理計算とはどういうものか ~他の物質科学の計算方法との違い~
・第一原理計算で出来ること/出来ないこと
・第一原理計算を実際に使っていくには、どのようなことを知らないといけないのか(学術的な面と計算機利用の面)
・第一原理計算を企業の研究開発に導入を検討する場合のPCクラスタなどの参考情報
・スーパーコンピュータの現状と今後
趣旨
 第一原理計算は、量子力学に基づいた原子、分子レベルの挙動を高い精度で再現できるツールとして利用されつつあります。2000年以降それらのソフトウェアのパッケージ化が進み、有償無償の多くのものが入手可能になっています。ユーザーフレンドリなGUIも開発が進み、マウスだけの操作でもかなりのことが出来るようになってきています。しかし、それゆえに中身を詳しく知らなくても結果が出てくるため、かえってその結果の正しさを判断する力がないと間違った結果を信じてしまう可能性もあります。
 このセミナーでは第一原理計算というものはどういうものか、どのようなことが出来るのか、実際にそれを使うための準備や手順、それを正しく使うための知識などについて、実際にやる内容を中心に説明します。普通の講習会では扱われない擬ポテンシャル法、FLAPW法、KKR法それぞれの特徴や比較についても紹介し、それらを正しく使い分けるためのポイントを、スパコンの最新の現状も踏まえて紹介します。さらに、企業内へのPCクラスタのような計算機の導入や、それを運用する上での注意など、現場に即した内容を提供します。
プログラム

1.物質科学・材料科学におけるシミュレーション
 1.1 物質科学・材料科学におけるシミュレーションの種類
 1.2 第一原理計算の概要
 1.3 いくつかの応用事例
 1.4 シミュレーションは日本が生き残るための必須事項 ~ICTスキルの向上、人間は同じことを繰り返すと間違える!~

2.密度汎関数理論に基づいた第一原理計算
 2.1 簡単な理論的背景
 2.2 計算手法の種類と特徴 ~一つの方法で全てのことが出来るのではない!~
 2.3 実際の第一原理計算ソフトウェアとはどういうものか ~ソースコードから入手方法まで~
 2.4 具体的計算の手順 ~入力ファイルから出力ファイルの中身について
 2.5 第一原理計算実施の注意点 ~“ちゃんと”計算しないと意味がない!~
 
3.第一原理計算を実施する環境整備~ソフトウェア、PCクラスタからスパコンまで~
 3.1 どんな計算機を用意すべきか ~スパコンを使えば何でも出来るのではない!~
 3.2 現在の計算機の動向 ~スパコンランキングの正しい見方~
 3.3 外部計算機の利用の仕方
 3.4 第一原理計算ソフトウェアのインストール
 3.5 実際に導入する場合のアドバイス
 
4.第一原理計算を社内に導入すべきか?
 4.1 第一原理計算は社内の研究に必要か?
 4.2 どんなソフトウェアを選ぶべきか? ~有名ソフトが必ずしも良いのではない!~
 4.3 誰がやるのか?どうやって学べばよいのか?
 4.4 アカデミアと共同研究をする時のポイント
 4.5 実りある成果を得るために ~餅屋は餅屋に任せつつ、修行もする!?~

5.第一原理計算の簡単な実演
 5.1 PCクラスタの例
 5.2 KKR法
 5.3 擬ポテンシャル法
 5.4 FLAPW法

□ 質疑応答 □

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