「難しい」とよく言われる洗浄技術を総合的に解説
洗浄を「見える化」し、洗浄界面で何が起こっているのかを把握する
その場しのぎではない、洗浄プロセスの確立と不良・トラブル対策を目指して
不良が出た際にまずやるべきこと、陥りがちな行動とは
汚れ、基材、洗浄液と洗浄装置の関係を良好にして、洗浄不良の対策・未然防止、高品質洗浄プロセスを構築しよう

洗浄技術と洗浄プロセス最適化の総合知識【WEBセミナー】
~洗浄メカニズムの理解、理論&実践と洗浄評価・洗浄不良対策~

■湿式・乾式の洗浄工程の組み立て方法■
■洗浄の見える化と現場でできる簡易評価■
■洗浄不良への対応方法■

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セミナー概要
略称
洗浄技術【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210804
開催日時
2021年08月06日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付:製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
 ※開催日の4~5日前に発送します。
  開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
  セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、
  ご了承下さい。

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
習得できる知識
・湿式・乾式の洗浄工程の組み立て方法、注意点がわかる
・洗浄の簡易評価ができる
・洗浄不良への対応方法がわかる
趣旨
 本セミナーでは洗浄の概構想、及び理論等を用いた詳細設計、現場評価・管理、不良対応を幅広く説明いたします。洗浄全体を理解いただくとともに、品質向上・コスト低減活動の一助になればと思っております。まず洗浄の概構想では、それぞれの洗浄方法の持つ特徴をベースに、装置や設備を考慮しトータルで基本構成を決める方法を紹介していきます。次に洗浄メカニズムを基に基礎解析をしながら具体的な洗浄液の選定もしくは調整方法、洗浄装置の設計の注意点を説明いたします。現在の貴社工程の良否判断にも使えます。
 しかしこのように基本が確立されている洗浄工程でも量産では変動要素があるため日々の管理が必要になります。現場でできる洗浄品質等の簡易評価法とともに、工程管理項目や記録のポイント、装置や純水設備のメンテナンス等の注意点を紹介します。また洗浄不良と対策例を示しながら対応方法の基本を陥りがちな行動を含めて説明します。洗浄不良は後工程でわかる場合も多いので注意が必要です。最後に高品質洗浄への取り組みとして、洗浄理論で使用する各種データーの取得方法やエクセルを使っての洗浄シミュレーションを紹介します。またオゾン水等の機能水洗浄の紹介を行います。省水、省薬液、省エネの洗浄として知っておくべき技術です。
プログラム

1.洗浄の基礎
 1.1 汚れの種類
 1.2 洗浄方法選択のポイント
   ・洗浄方法の適正
   ・設備上の制約

2.湿式洗浄の除去メカニズム
 2.1 5つの基本工程と3つの除去メカニズム
  2.1.1 濡れ
  2.1.2 除去
   ・剥離、エッチング
   ・溶解
   ・分解
  2.1.3 分散
   ・再付着防止
  2.1.4 排出(リンス)
  2.1.5 乾燥
 2.2 水系洗浄
  2.2.1 洗浄剤について
   ・DLVO理論応用による汚れ剥離と再付着防止
   ・界面活性剤と酸、アルカリの働き
   ・電位-pH図応用によるエッチング
  2.2.2 排出(リンス)
   ・PIV応用による排出効率向上
  2.2.3 乾燥
 2.3 準水系洗浄
  2.3.1 洗浄剤について
   ・ハンセン溶解度パラメーター応用による溶剤選定
  2.3.2 排出(リンス)
  2.3.3 乾燥
 2.4 非水系洗浄
  2.4.1 洗浄剤について
   ・ハンセン溶解度パラメーター応用による溶剤選定
  2.4.2 排出(リンス)
  2.4.3 乾燥
 2.5 装置、治具
  2.5.1 超音波&メガソニック洗浄
   ・異物大きさと周波数の目安
  2.5.2 その他の機械力印加洗浄
   ・スクラブ
   ・ジェットスプレー
   ・二流体シャワー
  2.5.3 治具

3.乾式洗浄の除去メカニズム
 3.1 減圧プラズマ
 3.2 大気圧プラズマ
 3.3 UV、オゾン
 3.4 レーザー
 3.5 アイス、ドライアイス、エアロゾル

4.(乾式+湿式)洗浄の除去メカニズム
 4.1 アッシング→熱硫酸
 4.2 UV→オゾン水
 4.3 オゾンガス→水洗浄

5.設備
 5.1 純水製造
 5.2 排水、排ガス処理

6.洗浄不良と対策
 6.1 洗浄液選定起因の不良
 6.2 洗浄液管理起因の不良
 6.3 同一洗浄液での異材質混合流動起因の不良
 6.4 純水起因の不良
 6.5 乾式洗浄での再デポ起因の不良
 6.6 UV管理起因の不良
 6.7 不良対策方法

7.現場でできる簡易の品質評価方法
 7.1 製品
 7.2 洗浄液
 7.3 純水
 7.4 洗浄装置

8.高品質洗浄への取り組み
 8.1 湿式洗浄
   ・5つの基本工程の評価と改善(濡れ、除去、分散、排出、乾燥)
   ・超音波洗浄の改善
   ・機能水洗浄
 8.2 乾式洗浄
   ・反応メカニズムの評価と改善
   ・装置構成
 8.3 洗浄工程の管理方法
   ・日々の記録・解析
   ・装置(純水製造装置、洗浄装置)の管理注意点


□質疑応答□

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