近年、設計開発現場での活用が期待されている「データ同化」。
現実世界の運用稼働条件とバーチャル空間でのシミュレーションの隔たりを低減し、解析の精度向上・不確定性の定量化・低減を実現する同技術について、基礎から、具体的なアルゴリズム、適用事例、さらには発展的な話題までを解説します。

データ同化の基礎と工学分野における応用【WEBセミナー】
~データ同化の適用範囲や解決できる課題とは~
~活用のための基礎と手法、適用事例、より発展的な話題まで~

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セミナー概要
略称
データ同化【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210807
開催日時
2021年08月23日(月) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 44,000円、3名の場合 66,000円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付:電子媒体(PDFデータ/印刷可)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
受講対象・レベル
シミュレーション・CAEと、観測・実験データを用いた解析に携わる技術者
習得できる知識
・データ同化の基礎とデータ同化手法の具体的なアルゴリズム
・データ同化の適用事例とユースケースへの理解
趣旨
 設計開発現場から運用時の診断・保守・制御など、製品ライフサイクルを通して、効率よく設計・予測・制御を一貫して行う技術基盤が求められるようになってきた。現実世界の運用稼働条件とバーチャル空間でのシミュレーションには隔たりが存在する。この隔たりを低減する取り組みとして、現実世界とバーチャル空間を融合するデータ同化には大きな可能性がある。データ同化は計算機支援工学(CAE)で用いられる解析コードの不確実な条件(初期・境界条件、モデルパラメータなど)を計測データに基づき学習することで、CAE解析の精度を向上させ、さらに、統計的なCAEモデル及び計測データの扱いにより、解析の不確定性を定量化・低減する手法である。
 本セミナーでは、データ同化の基礎から工学分野における適用事例までを扱う。セミナー前半では、データ同化手法の前提知識と対象範囲について紹介し、データ同化によって解決しうる課題について説明し、データ同化手法の具体的なアルゴリズムに関して解説する。セミナー後半では、データ同化の適用事例と、より発展的な話題を紹介する。
プログラム

1.データ同化の基礎
 1.1 データ同化の可能性
 1.2 データ同化の前提知識
 1.3 データ同化手法の種類
 
2.逐次型データ同化手法
 2.1 カルマンフィルタ
 2.2 アンサンブルカルマンフィルタ
 2.3 粒子フィルタ
 
3.変分型データ同化手法
 3.1 3次元変分法
 3.2 4次元変分法   
 
4.データ同化に関連した発展的話題
 4.1 代替モデルや次元縮約モデルを使ったデータ同化
 4.2 バイオプロセス予測のためのデータ同化

 □質疑応答□

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