接着の基礎、接着メカニズムから正しい接着剤の選び方と使い方まで
接着剤を適切に選び、的確に使用するために必要な知識・ノウハウを解説

接着剤を適切に選び、 的確に使用するための基礎講座【WEBセミナー】
接着の基礎とメカニズムから接着剤選定や評価の指針、被着材表面処理法の紹介まで

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セミナー概要
略称
接着の基礎【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210910
開催日時
2021年09月16日(木) 10:30~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
 ※開催日の4~5日前に発送します。
  開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。


※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
受講対象・レベル
・接着剤ユーザーの研究者、技術者(自動車関連、電気・電子関連、建築・建材・土木)、鉄道車両関連など)
・接着剤メーカの入社5年以下の技術者、研究者
習得できる知識
・何故接着するのかの疑問に応える
・必要とする接着剤を選定するときの手順について学べる
・被着材の表面処理の手法について、最新の技術まで勉強できる
 接合部をどのように設計するかの基本を学ぶことができる
・接着の力学的評価方法について学べる
趣旨
 本セミナーは、「接着剤を適切に選び、的確に使用するための基礎講座」 と題して、第Ⅰ章 接着の基礎とメカニズム 、第Ⅱ章 正しい接着剤の選び方、第Ⅲ章 正しい接着剤の使い方について、「実用になる基礎講座」を目指して企画したものである。

 第Ⅰ章においては、何故接着するのかの疑問に応える。第Ⅱ章では、接着剤を系統的に分類して、選択のための一定のルールについて勉強する。第Ⅲ章は、被着材の表面処理、接着作業、接着接合部の設計、接着の力学的評価について、接着作業現場においての実務に、そのまま役立つ構成にした。多くの方々に受講して頂き、一日にして接着の専門家になって頂きたい。
プログラム

第1章 接着の基礎とメカニズム
 1.1 接着の基礎
  1.1.1 接着・接着剤とは・位置づけは
  1.1.2 接着剤の長所、短所
  1.1.3 接着剤の分類
   (1) 主成分による分類
   (2) 接着強さによる分類と接着剤の特性
   (3) 接着剤のコンセプトによる分類
   (4) 機能性接着剤の種類
   (5) 短時間接着剤
 1.2 接着のメカニズム(何故接着するのかを解明する)
  1.2.1 接着理論の分解図
  1.2.2 ぬれと接触角
  1.2.3 接着の仕事
  1.2.4 溶解度パラメータとは
  1.2.5 接着界面の強さ
  1.2.6 金属結合と水素結合
  1.2.7 接着剤と被着材面の分子同士の結合
  1.2.8 二次結合(ファンデル・ワールス力
  1.2.9 力学的な接着効果(アンカー効果)
 
第2章 正しい接着剤の選び方
 2.1 接着剤選定の基準(ルール)
 2.2 被着材-----接着される材料は何か
  ・金属 ・プラスチック ・ゴム(エラストマー)・ガラス&セラミックス ・木材等
   必要な表面処理を行えば、すべての材料が接着できる。
 2.3 接着剤に望ましい性質は何か
 2.4 接着剤の使用方法は
 2.5 法規制を知る
 2.6 接着剤選定のためのチェックリスト
 2.7 接着剤の選定方法
 2.8 被着材から見た接着剤選定の早見表
 
第3章 正しい接着剤の使い方
 3.1 被着材の表面処理
  3.1.1 表面処理の目的
  3.1.2 被着材表面の異物
  3.1.3 表面処理の工法(研磨、洗浄、化成処理、プライマー処理)
  3.1.4 金属の表面処理
  3.1.5 プラスチックの表面処理
  3.1.6 プライマーによる表面処理
  3.1.7 ゴムの表面処理
  3.1.8 表面処理効果の判定
    ・モデルによる接着試験 ・接触角の測定 ・ダイン液による判定
 3.2 接着作業
  3.2.1 接着作業のフローチャートと留意点
  3.2.2 接着接合のトラブル発生要因
  3.2.3 接着剤の塗布
  3.2.4 接着剤の固化・硬化
   (1) UVによる硬化
   (2) 高周波加熱による接着剤の硬化
   (3) マイクロ波加熱による接着剤の硬化
   (4) 超音波金tによる接着剤の硬化
 3.3 接着接合部の設計
  3.3.1 接合部設計の基本
  3.3.2 接合部にかかる応力の基本形
  3.3.3 基本応力の特性
  3.3.4 接着接合部の形状と応力解析
  3.3.5 せん断試験片の応力分布
  3.3.6 せん断試験片の板厚、ラップ長の影響
  3.3.7 接着層厚さの影響(スポットウェルド・ボンディング)
  3.3.8 接合係数とは
  3.3.9 フィレットの効用
  3.3.10 接合部設計上の注意
 3.4 接着の評価方法
  3.4.1 接着強さ試験方法一覧
  3.4.2 標準的な接着試験片
  3.4.3 接着強さを低下させる要因
  3.4.4 接着剤の降下物で測定される代表的特性
  3.4.5 接着・接着剤の信頼性評価
  3.4.6 耐久性試験一覧
  3.4.7 引張りせん断疲労試験
  3.4.8 くさび衝撃試験
  3.4.9 非破壊検査

□ 質疑応答 □

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