広範な知識・ノウハウが必要となるプラスチック製品の強度設計。きっちりこなせていますか?
実務経験豊富な講師が実務に役立つ知識、考え方を一から丁寧に解説します

実務で使える!プラスチック製品 強度設計の基礎知識【WEBセミナー】
勘・経験・度胸に頼るのではなく、しっかりした知識を身につけよう

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
強度設計【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210921
開催日時
2021年09月29日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
資料付き
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
受講対象・レベル
・入社5~6年までのプラスチック製品設計者
・プラスチック製品の設計方法を学びたい材料メーカー、材料商社等の担当者
習得できる知識
・材料力学の基礎知識
・プラスチック材料の物性表の見方
・プラスチック材料の特性
・成形や加工の影響
・実務における強度設計の進め方
趣旨
 プラスチックは低コストで様々な特性を付与することができるため、設計者にとって非常に魅力的な材料です。そのため、身の回りの多くの製品でプラスチックが使われています。一方、不適切な設計が原因で、プラスチック製品のトラブルは数多く発生しています。特に強度に関わるトラブルは、重大事故につながる可能性もあり、事前にしっかりとした強度設計を行うことが不可欠です。
 しかし、プラスチック製品の強度設計は思ったほど簡単ではありません。材料力学の知識に加えて、材料特性や成形・加工の影響に関する知識、製品設計上の実務的ノウハウなど、幅広い知識・ノウハウが要求されるからです。それらの知識・ノウハウは広く浸透しておらず、KKD(勘と経験と度胸)による強度設計にとどまっていることが多いのが実情です。
 本セミナーでは、数多くのプラスチック製品の設計を手掛けてきた講師が、実務で使えることに重点を置いて基礎から丁寧に解説します。
プログラム

1.プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学の基礎知識
 1.1 プラスチック製品の強度設計
  (1) ストレス・ストレングスモデル
  (2) プラスチック材料の物性表
 1.2 物性表との関連で学ぶ材料力学の基礎
  (1) 荷重/応力/ひずみ
  (2) フックの法則とヤング率
  (3) 応力-ひずみ曲線(S-S曲線)
 1.3 はりの強度設計
  (1) はりの種類
  (2) 曲げモーメント
  (3) 断面係数と発生応力
  (4) 断面二次モーメントとたわみ
  (5) はりの強度計算の活用例
 1.4 応力集中
 1.5 引張特性と曲げ特性
 
2.強度設計において考慮すべきプラスチック材料の特性
 2.1 プラスチック材料の特徴
  (1) 材料特性の決定プロセスとばらつき
  (2) 結晶性プラスチックと非晶性プラスチック
 2.2 温度特性
 2.3 粘弾性特性
  (1) 力学モデル
  (2) クリープ
  (3) 応力緩和
 2.4 疲労
 2.5 劣化
  (1) 様々な劣化要因(熱/水分/紫外線/その他)
  (2) アレニウスの式を使った寿命の推定
  (3) 劣化スピードの経験則「10℃2倍則」
  (4) RTI(相対温度指数)
 2.6 成形・加工・再生材の影響
  (1) ウェルドライン/ボイド/残留応力 他
  (2) 再生材
 
3.実務における強度設計の進め方と事例
 3.1 要求事項の整理と安全率
  (1) 製品ライフサイクルから抽出する要求事項
  (2) 製品の使われ方の想定
  (3) ストレス・ストレングスモデルで考える安全率
 3.2 トラブルを未然に防ぐ図面、仕様書の書き方
 3.3 事例で学ぶプラスチック製品の強度設計

□ 質疑応答 □
 

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