近年、材料の高機能化の手法として注目を集める表面化学修飾技術
各種官能基によるナノコーティング技術について特徴や高機能化・界面制御への応用を解説
1.表面化学修飾技術の動向
・カーボンおよびポリマー材料の表面化学構造
・元素別修飾技術
・官能基化技術(熱反応,電気化学,カップリング剤処理など)
・光化学反応による表面化学修飾技術
2.フッ素官能基化技術
・カーボン材料(ダイヤモンド・ダイヤモンドライクカーボン・カーボンナノチューブ)
・ポリマー材料(汎用ポリマー・エンジニアリングプラスチック)
・撥水撥油性
・低摩擦性
・耐久性
3.酸素官能基化技術
・カーボン材料(ダイヤモンド,ダイヤモンドライクカーボン)
・親水性
・低摩擦性
4.硫黄官能基化技術
・カーボン材料(ダイヤモンド,ダイヤモンドライクカーボン)
・ポリマー材料(汎用ポリマー)
・自己組織化反応による金属固定
・生体分子固定
5.窒素官能基化技術
・カーボン材料(カーボンナノチューブ)
・ポリマー材料(汎用ポリマー)
・親水性
・金属ナノ粒子固定による抗菌性
6.表面化学修飾ナノコーティング技術の適用事例紹介
・表面濡れ性制御技術
・複合化高機能繊維ロープ
・ナノダイヤモンド粒子MRI造影剤
・高強度異種材料接合技術
□ 質疑応答 □