最新のSDS三法、改正JISに準拠する基礎的な知識から、迷いが生じやすい混合物においての考え方までサポート。
数多くの破損トラブルの解析・対応をされてきた講師が、経験に裏打ちされた知識を具体的な事例を踏まえて解説します。
破損トラブルの解決や良品製造等に、ぜひこの機会をお役立てください。
1.始めに
2.破損について
2.1 材料(金属、セラミックス、プラスチック)と破損
2.2 応力形式(定応力、繰返し応力、定ひずみ)と破損
3.要因別にみるプラスチックの破損
3.1 光(紫外線劣化)
3.2 材質(硬軟)
3.3 温度(低温脆化)
3.4 成形条件(射出速度、保圧、金型温度等)
3.5 金型(ランナー、ベント、ゲート配置)
3.6 配向(繊維強化樹脂、フレーク強化樹脂)
3.7 形状(コーナーR、ウエルド)
3.8 薬液+材質(ソルベントクラック)
4.破損原因の究明と対策
4.1 情報の不足、欠如(材料物性、使用環境)
4.2 物理法則を無視した設計・成形(固体樹脂の粘弾性、溶融樹脂の粘性)
4.3 製品寿命と耐久試験
4.4 デザインレビューの考え方に基づく成形品質の向上
5.情報紹介
5.1 「ポリカーボネートの衝撃破壊破面の観察」
5.2 「有機工業材料に関する依頼試験における不具合・トラブルの傾向について」
5.3 「有機工業材料の不具合・トラブル対策物語」
6.終わりに
□質疑応答□