近年、「SDGs」と中心に「サステナビリティ」や「持続可能な」などの言葉を度々目にします。
SDGsとは「2030年までに持続可能なよりよい世界を目指す」という国際目標であり、各国テーマを踏まえた取り組みが実施されております。
そのため、国だけでなく企業においてもSDGsを考慮した製品設計・サービスの提供が必要不可欠となりつつあります。
本講演では、高分子組成物設計に精通し、新規材料に関する開発経験を豊富に持つ講師が
SDGsへの対応を考慮した高分子材料の新規開発への考え方や持つべき視点を解説いたします。
他では語られることのない講義内容です。ぜひこの機会をご活用ください。
【Live受講 or アーカイブ受講】
【アーカイブ受講】 2021年12月15日(水)から配信開始予定
本セミナーは、「Live受講」「アーカイブ受講」の他、「会場受講」がございます。
会場で受講したい方はこちらからお申し込みください。
1.環境問題を巡る動き
1.1 SDGs [持続可能な開発目標] 入門
1.2 二酸化炭素排出をめぐる国際動向と日本の法体系
1.3 高分子分野の環境用語
生分解性プラスチック・バイオマスプラスチック・バイオプラスチック
グリーンプラ・バイオミネラリゼーション・温室効果ガス
1.4 主な環境統計資料の解説
本テキストには最新の環境関連資料・統計類が付録として収載されています
2.有望テーマを探すための情報と視点
2.1 新規テーマを模索する方が備えるべき教養
2.2 SDGsと高分子製品群の相反性
2.3 FCVがCO2排出源であることを見抜けない世論との対峙
2.4 新規テーマの自社完結が困難化する時代
3.温故知新 挫折の新規テーマから学ぶこと
3.1 化学屋の独り相撲「天然物の合成化」
3.2 大市場形成を夢見た「生分解性プラスチック」
3.3 完敗の「電波吸収体」および 技術の大局観
3.4 仮死状態が続く「ナノテクノロジーテーマ」
4.テーマ構築に求められる多様な論点
4.1 結局は見積書が支配する高分子製品市場
4.2 世界分業における日本の立ち位置 考
4.3 マーケテイングとしてのSDGs訴求と環境訴求の効果
4.4 市場が待望している機能性高分子製品の実像例
□質疑応答□