近年、「SDGs」と中心に「サステナビリティ」や「持続可能な」などの言葉を度々目にします。
SDGsとは「2030年までに持続可能なよりよい世界を目指す」という国際目標であり、各国テーマを踏まえた取り組みが実施されております。
そのため、国だけでなく企業においてもSDGsを考慮した製品設計・サービスの提供が必要不可欠となりつつあります。

本講演では、高分子組成物設計に精通し、新規材料に関する開発経験を豊富に持つ講師が
SDGsへの対応を考慮した高分子材料の新規開発への考え方や持つべき視点を解説いたします。
他では語られることのない講義内容です。ぜひこの機会をご活用ください。

SDGsを踏まえた高分子分野の新規開発テーマ【WEBセミナー】
~いかに環境問題に対応してゆくべきか~

【Live受講 or アーカイブ受講】
【アーカイブ受講】 2021年12月15日(水)から配信開始予定

本セミナーは、「Live受講」「アーカイブ受講」の他、「会場受講」がございます。
会場で受講したい方はこちらからお申し込みください。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
高分子分野の新規開発【WEBセミナー】
セミナーNo.
st211211w
開催日時
2021年12月10日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,970円 (本体価格:42,700円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
定 価 :1名 49,500円 2名 83,600円 3名 115,500円(税込)
会員価格:1名 46,970円 2名 78,540円、3名 107,910円(税込)

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人に限ります。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
特典
本講演は “アフターフォロー” が特別に付いた「安心セミナー」です :
 講演後 1 か月間は直接メールで、講師に講演内容の再質問ができます。
 もちろん回数制限などありません。親切で的確な対応は折り紙つきです。
 ※アーカイブ受講の方は、視聴開始日から1か月間になります。
備考
※ご希望の受講方法(「Live受講」または「アーカイブ受講」)をお申込時「コメント欄」にご記入ください。

※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

※WEBセミナーの受講方法につきましては、お申込み後主催者より連絡いたします。
講座の内容
趣旨
 連日のように「プラスチック製品による環境悪役論」が報道テーマとして取り上げられています。一方では、2015年に国連サミットで決められたSDGsという理念に、相応の注目が集まるようになりました。

 また、企業からの技術広報発信にも変化が見られ、それまでの “環境に配慮する企業の姿勢訴求” の枠を飛び出し、[持続可能で人々が理想的と考える社会を標榜する企業姿勢]がマーケティングツールとして力を持ち始めています。これらの新たな価値観が交錯する中で、高分子製品は残念なことに守勢に立たされています。

 本講演では、単一企業では得られにくい重層的な情報を紹介します。また、過去に失敗した高分子関連新規テーマとその製品を検証し、それにゴーサインを出した企業における意思決定の在り方も考えます。
 新規テーマ確立のための支援実績が豊富な講師の経験を加味しながら “多面的な論点と新鮮な情報に接する時間” を目指しつつ、プログラムを構成致しました。
プログラム

1.環境問題を巡る動き
 1.1 SDGs  [持続可能な開発目標] 入門
 1.2 二酸化炭素排出をめぐる国際動向と日本の法体系 
 1.3 高分子分野の環境用語
    生分解性プラスチック・バイオマスプラスチック・バイオプラスチック
    グリーンプラ・バイオミネラリゼーション・温室効果ガス
 1.4 主な環境統計資料の解説  
    本テキストには最新の環境関連資料・統計類が付録として収載されています
 
2.有望テーマを探すための情報と視点
 2.1 新規テーマを模索する方が備えるべき教養
 2.2 SDGsと高分子製品群の相反性
 2.3 FCVがCO2排出源であることを見抜けない世論との対峙
 2.4 新規テーマの自社完結が困難化する時代
 
3.温故知新 挫折の新規テーマから学ぶこと
 3.1 化学屋の独り相撲「天然物の合成化」
 3.2 大市場形成を夢見た「生分解性プラスチック」
 3.3 完敗の「電波吸収体」および 技術の大局観
 3.4 仮死状態が続く「ナノテクノロジーテーマ」
 
4.テーマ構築に求められる多様な論点

 4.1 結局は見積書が支配する高分子製品市場
 4.2 世界分業における日本の立ち位置 考
 4.3 マーケテイングとしてのSDGs訴求と環境訴求の効果
 4.4 市場が待望している機能性高分子製品の実像例


□質疑応答□

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