廃製品を各種再生原料にするためのカギとなる選別技術について、基本的な考え方から解説

金属材料等のポストコンシューマリサイクル高度化に向けた分離(選別)技術の基礎と都市鉱山開発の未来課題【WEBセミナー】
~金属・素材資源循環のために~

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セミナー概要
略称
金属選別・循環【WEBセミナー】
セミナーNo.
st211223
開催日時
2021年12月16日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
趣旨
 環境負荷を低減しつつ持続可能な社会を構築するには、金属・素材の安定供給を確保する資源循環が欠かせない。これには、廃製品に対するポストコンシューマリサイクルの高度化を果たすことが必要である。廃製品を各種再生原料にするためには、安価に高濃縮することが必要であり、選別技術の成否が資源循環のカギとなる。
 本講では、専門知識のない受講者に対して選別技術の基本的な考え方を、今後、資源循環開発に携わる受講者に対して将来の技術課題をお伝えし、金属・素材の資源循環実現に向けた技術開発の役割と在り方を展望する。
プログラム

1. 環境対応技術と金属・素材資源の安定供給 ― 質のリサイクルに向けて ―

2. 省エネ・低コストにエントロピーの縮小を図る ― 物理選別の役割 ―

 2.1 エントロピーをどう縮小するかを考える

3. 物理選別工程の戦略的取組み ― 試料調整 ―
 3.1 まずは単体分離させる
 3.2 粉砕(単体分離)工程は細粒化工程にあらず

4. 物理選別工程の戦略的取組み ― 万能な選別機は存在しない ―
 4.1 選別技術全体の特徴を捉える

5. 物理選別工程の戦略的取組み ― 工程のからくりを理解する ―
 5.1 単体分離工程と選別工程は掛け算的に考える
 5.2 選別結果~数字のトリックを見破る~
 5.3 物理選別の技術開発と新規導入の考え方

6. 都市鉱山開発の課題と教訓 ― 将来に向けた技術開発の難しさ ―
 6.1 廃製品を集めただけではレアメタルは再資源化できない
 6.2 レアメタルの供給不安と対策
 6.3 レアメタルリサイクル~将来需要見込みの難しさ~

7. 金属・素材資源循環に向けて ― 物理選別の開発と普及の鍵 ―
 7.1 将来の社会展開に向けた課題
 7.2 物理選別技術の革新に向けて

8. 情報利用と物理選別の自動化 ― 個別技術から総合システムへ ―
 8.1 情報利用による部品自動選別の先駆け
 8.2 情報利用とAI化による無人選別工場の開発

9. 都市鉱山開発の未来地図 ― 資源循環社会 日本が進むべき道―
 9.1 資源循環社会を推進する都市鉱山開発の拠点整備
 9.2 不確実な未来へ備える

 □質疑応答□

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