廃製品を各種再生原料にするためのカギとなる選別技術について、基本的な考え方から解説
1. 環境対応技術と金属・素材資源の安定供給 ― 質のリサイクルに向けて ―
2. 省エネ・低コストにエントロピーの縮小を図る ― 物理選別の役割 ―
2.1 エントロピーをどう縮小するかを考える
3. 物理選別工程の戦略的取組み ― 試料調整 ―
3.1 まずは単体分離させる
3.2 粉砕(単体分離)工程は細粒化工程にあらず
4. 物理選別工程の戦略的取組み ― 万能な選別機は存在しない ―
4.1 選別技術全体の特徴を捉える
5. 物理選別工程の戦略的取組み ― 工程のからくりを理解する ―
5.1 単体分離工程と選別工程は掛け算的に考える
5.2 選別結果~数字のトリックを見破る~
5.3 物理選別の技術開発と新規導入の考え方
6. 都市鉱山開発の課題と教訓 ― 将来に向けた技術開発の難しさ ―
6.1 廃製品を集めただけではレアメタルは再資源化できない
6.2 レアメタルの供給不安と対策
6.3 レアメタルリサイクル~将来需要見込みの難しさ~
7. 金属・素材資源循環に向けて ― 物理選別の開発と普及の鍵 ―
7.1 将来の社会展開に向けた課題
7.2 物理選別技術の革新に向けて
8. 情報利用と物理選別の自動化 ― 個別技術から総合システムへ ―
8.1 情報利用による部品自動選別の先駆け
8.2 情報利用とAI化による無人選別工場の開発
9. 都市鉱山開発の未来地図 ― 資源循環社会 日本が進むべき道―
9.1 資源循環社会を推進する都市鉱山開発の拠点整備
9.2 不確実な未来へ備える
□質疑応答□