塗料-塗装-塗膜の工程で、どのようなことに注意しなくてはいけないか

塗料・塗膜(塗装系)の基礎と耐候性技術、塗膜欠陥の評価・分析技術【東京開催】
~塗料・塗膜では何が起こっているのか、何が起きるのか~

【会場受講のみでの開催】

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
塗料・塗膜【東京開催】
セミナーNo.
st211228
開催日時
2021年12月20日(月) 10:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,970円 (本体価格:42,700円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
1名につき 49,500円 ( メール案内会員価格 46,970円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
メール案内登録価格:本体42,700円+税4,270円

メール案内を登録していただけましたら、2名同時申込みで1名分無料!
さらに、追加1名あたりは定価の半額 24,750円となります。

※上記会員価格は受講者全員のメール案内会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
資料・昼食付

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
・現在、またはこれから塗料・塗膜・塗装分野に関わりがある方(初級~中級)
・基材の表面処理から上塗りまでの塗装系について、基礎から学びたい方
・塗膜の耐候性技術の基礎を習得したい方
・塗料/塗膜の劣化(塗装外観)や欠陥分析技術を習得したい方
趣旨
 塗料業界に新しく参入される方だけではなく、関連業界で活躍されている方々に、塗料・塗装・塗膜に関する基礎的な知識(塗装系で各塗料の特徴や塗装工程を復習し、それぞれの目的や注意する点)を概説するとともに、どこにポイントをおいて製品の外観品質向上を目指さなくてはいけないかを考えます。また、耐久性のひとつである耐候性技術に関する知識(屋外試験と促進試験、相関性/促進性の課題など)を整理し、さらに塗膜欠陥の分析方法について解説いたします。
プログラム

1. 塗料の基礎:
 1.1 序章:塗料の歴史「なぜ、塗るのだろう?」
 1.2 塗料の3つの役割(外観、保護、機能)
 1.3 塗料、塗装の基礎用語
 1.4 塗料の構成成分、塗料の種類
 1.5 塗料成分(樹脂、顔料、溶剤、添加剤)とその役割
 1.6 塗装工程とその目的
 1.7 塗装方法、塗装系の考え方

2.表面処理工程とその目的・必要性:
 2.1 ショットブラスト工程
 2.2 脱脂工程
 2.3 表面調整工程
 2.4 化成処理工程(リン酸鉄、リン酸亜鉛、酸化ジルコニウム)
 2.5 表面処理の不具合事例

3.電着塗装工程(含:プライマー処理(下塗):
 3.1 電着塗料の基礎、プライマー塗料と使い分け
 3.2 電着水層の管理
 3.3 電着塗装の特徴、付き回り性(プライマーとの比較)

4.溶液系塗料の塗工方法:
 4.1 溶剤系塗料vs水性塗料 その特徴と欠点
 4.2 スプレーガンの特徴とスプレー塗装の適正粘度
 4.3 メタリック塗装、パール塗装、クリヤ塗装の特徴

5.塗料・塗膜の耐候性技術とその試験・劣化評価
 5.1 耐候性と劣化因子:4大主因子と副次的因子
  ・耐候性技術で知りたい3つのこと
 5.2 実曝試験と促進耐候試験
    「促進性」 と 「相関性」は、なぜ合い難いのか!
    自然環境の多様性(複雑な環境要因)
    試験方法、機器の多様化 
  ・従来の促進試験(サンシャイン、キセノン、メタハラなど)の選び方
  ・新しい促進試験
 5.3 評価方法の多様化
  ・外観評価(色相、光沢、白亜化、クラックなど)
  ・化学的評価(赤外分光法など)
  ・物性的評価(熱的変化、硬度など)
 5.4 耐候性の強い塗膜(製品)への設計思想

6.塗料・塗膜不良とその評価・分析法
 6.1 評価・分析の考え方(アプローチ)
 6.2 前処理の重要性 
 6.3 分析機器選択のKey point
 6.4 分析/解析の3つの観点
  (1)外観観察
   ~塗料・塗膜の状況を把握する~
  (2) 化学的分析
   ~塗料・塗膜の化学構造を把握する~(赤外分光法など)
  (3) 物理(物性)的分析
   ~塗料・塗膜の物性を把握する~
 6.5 解析評価や機器分析の事例紹介
  (はじき、異物、を中心として)
  (1) 塗料の組成分析
  (2) 塗膜のブリスター分析
  (3) 塗膜のはじき分析

  □質疑応答□

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