高分子構造の内部で何が起こっているのかを把握し、物性とどのように関係づけられるかを解説

高分子材料の物性分析、分子構造解析技術の基礎と材料開発、物性改善への応用【WEBセミナー】
~高分子の結晶と高次構造、相構造、キャラクタリゼーションを明らかにするために~

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セミナー概要
略称
高分子物性分析【WEBセミナー】
セミナーNo.
st220211
開催日時
2022年02月25日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
資料付き
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
趣旨
 高分子材料は工業用途、日常用途として幅広く用いられている。しかし新規材料を開発するとき、あるいは材料の物性改善を行う時には、開発方針を立てる必要があります。そのためには詳細な分子構造解析を行う必要があり、分析手法ばかりでなく高分子構造の知識を修得することが必要不可欠です。
 本講座では高分子の分子構造ついての基礎知識と最新の分析手法による評価法について述べると同時に高次構造が物性とどのように関係づけられるかを述べます。その結果、材料開発、物性改善に役立つヒントが得られることを期待しています。
プログラム

1.高分子の歴史的背景
 1)分子量が1万を超える“高分子”という概念の確立
 2)高分子という概念がなかったときの高分子材料開発?(セルロイド、加硫ゴムなど)
 3)戦後の高分子材料の発展

2.高分子の結晶と高次構造
 1)分子量と分子量分布
 2)ポリオレフィンの立体規則性
 3)結晶の高次構造(房状ミセル、ラメラ、球晶)
 4)相構造(結晶、非晶、中間相)

3.キャラクタリゼーション
 1)SECによる分子量測定の原理と注意点
 2)粘度法、光散乱法による分子量決定
 3)ポリオレフィンの立体規則性の定量

4.結晶化度
 1)熱分析(結晶化度、ガラス転位点、融点とラメラ長の関係)
 2)X線、密度法による結晶化度測定

5.固体高分解能NMR
 1)NMRの基礎
 2)液体測定と固体測定の違い
 3)固体NMRの応用~結晶、非晶、中間相の評価~

6.X線による分析
 1)X線広角散乱(WAXS)と結晶構造
 2)X線小角散乱(SAXS)と長周期
 3)中性子小角散乱(SANS)

7.赤外分光法による構造解析と定量法
 1)ランベルト・ベールの法則
 2)対称性と因子群解析
 3)吸光係数と定量(水素結合、架橋度の解析例など)

8.分子構造と力学物性
 1)応力-ひずみ曲線
 2)力学物性を決める要因

  □質疑応答□

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