【アーカイブ配信付き】

便利で豊かな社会づくりを支える生体・ヒューマンセンシングおよび情報処理技術とその市場展開・展望【バイオ・フレキシブル・ストレス】【WEBセミナー】
~医療・ヘルスケアから次世代インターフェースにまで広がるマーケット~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
生体・ヒューマンセンシング【WEBセミナー】
セミナーNo.
st220809
開催日時
2022年08月09日(火) 10:30~16:15
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,620円(税込)
学生: 39,600円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,620円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
特典
アーカイブ(見逃し)配信付き:
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[8/10~8/17]予定
 ※アーカイブは原則として編集は行いません
 ※視聴準備が整い次第、視聴開始のメールご連絡をいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
【第1部】
・バイオセンサ/デバイスの研究開発業務に新たに携わる技術者・研究者の方
・バイオセンサ/デバイス技術を利用した商品開発の企画担当の方
【第2部】
・ヘルスケア関連、デバイス関連
【第3部】
・高校卒業程度以上の数学・物理の知識を前提とする.日常生活中に利用可能な心身状態の計測技術の開発担当者や,疲労・ストレス分野の研究を行う研究者・学生が興味をもつものと想定している.
習得できる知識
【第1部】
・バイオセンサ/デバイスの基本的な理解
・バイオセンサ/デバイスの現状と課題
・バイオセンサ/デバイスの適用分野と研究開発の方向性
【第2部】
・フレキシブルエレクトロニクスの作製プロセス、フレキシブルセンサの医療応用
【第3部】
・疲労状態の評価指標と計測技術
・日常生活中の疲労評価技術の最近の動向
・疲労計測の応用技術
・脳機能計測で見た疲労状態
プログラム

<第1部>(10:30~12:00)
バイオセンサ/デバイスの技術進展と可能性および実用化への展望

【趣旨】
 バイオセンサは,DNA,タンパク質(酵素,抗体,受容体など),細胞などのバイオ材料が持つ,被検知物質に対する高い選択性と強固な結合能を利用して,多くの夾雑物質を含む環境中のサンプルや血液・尿・汗などの生体サンプルの中から,分子やタンパク質などの被検知物質を検出する.そのため医療・ライフサイエンスのみならず,環境・食品・空気質分析への応用が期待されている.1990年代後半から2000年初頭にかけてバイオセンサ技術は微細加工技術と融合し,高感度化,微小化,多項目化へと発展し研究の大きな潮流を生み出したが,産業に結び付いた事例は多くはない.本セミナでは,企業でのバイオセンサに関するプロジェクト推進の経験を通して感じたバイオセンサ/デバイスの可能性と課題を整理し,現在主に取り組んでいる単一細胞を標的としたバイオセンサ/デバイスを中心に研究動向を俯瞰する.
 *本セミナはバイオ材料と目的分子が溶液中で結合するウエット/セミドライな環境で利用するバイオセンサ/バイオデバイスを中心に紹介する.

【プログラム】
1.バイオセンサの原理と歴史
 1.1 バイオセンサの構成と原理
 1.2 バイオセンサの実例①(血糖センサ)
 
2.バイオセンサ/デバイスの可能性と課題
 細胞を利用した匂いセンサの研究開発を通して,バイオセンサの利点と課題について解説する.
 
3.期待される機能から分類したバイオセンサ/デバイスの現状
 3.1 より単純に計測するためのバイオセンサ/デバイス
  (a)イムノクロマトグラフィ, paper ELISA
  (b)誘電泳動を利用したバイオセンサ
  (c)汗を標的にしたウエアラブル型バイオセンサ/デバイス
 3.2 より微量な実サンプルを計測するためのバイオセンサ/デバイス
  (a)単一細胞を計測するバイオセンサ/デバイス
      単一細胞を計測する意義と計測方法の分類
      単一細胞を計測するための新しい計測方法
      電場を利用した単一細胞の計測方法
  (b)微小な生体粒子(エクソソーム)を計測するバイオセンサ/デバイス
 3.3 より生体内の近い状況で計測する
   Organ/Organoid-on-a-chip
 
4.バイオセンサ/デバイスの課題の整理と今後の展望

□質疑応答□

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<第2部>(13:00~14:30)
ウルトラフレキシブルエレクトロニクス技術と医療・ヘルスケアセンサへの応用

【趣旨】
 我々の開発しているフレキシブルセンサの作製プロセスや特性について紹介するとともに、医療デバイスへの応用に向けた取り組みや、ヘルスケア向けセンサへの応用について紹介する。

【プログラム】
1.世界におけるフレキシブルエレクトロニクスの開発状況

2.ウルトラフレキシブルエレクトロニクスの開発手法

3.ウルトラフレキシブルエレクトロニクスのセンサ応用

4.通気性を有するナノメッシュエレクトロニクス

5.ナノメッシュエレクトロニクスの開発手法

6.ナノメッシュ電極の生体への影響

7.ナノメッシュセンサの紹介

8.ナノメッシュ電極による皮膚抵抗計測

9.ナノメッシュセンサによる生体センシング

10.テキスタイルセンサ

□質疑応答□

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<第3部>(14:45~16:15)
 ~日常的に利用可能な認知的疲労の計測技術~
知覚の変化を用いた認知的疲労の計測技術と実用化

 
【趣旨】
 疲労の蓄積は日常的な作業の効率や安全に対して負の影響を与える.この疲労状態を認知的側面からとらえたものが認知的疲労であり,われわれの知覚や認知パフォーマンスの低下として計測・評価することができる.本講演では,知覚や認知の変化を用いて認知的疲労を簡易に評価する技術の開発と実用化について紹介する.また,認知的疲労の神経学的な基盤となる脳状態の変化についても解説する.

【プログラム】
1.(認知的)疲労の計測
 1.1 疲労よる心身状態の変化と計測指標
 1.2 「ちらつき」(フリッカー)知覚の変化
 1.3 従来用いられてきた認知的疲労計測技術

2.認知的疲労の簡易計測技術と実用化
 2.1 ありふれた機器を用いた疲労計測のための技術
 2.2 日常生活疲労計測の実用化と応用
 2.3 簡易疲労計測技術の今後の方向性

3.認知的疲労の脳神経学的メカニズム
 3.1 疲労・疲労感と脳活動の変化
 3.2 短期的な疲労による脳状態の変化と注意・認知の変化との関係

□質疑応答□

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