ポリマーアロイの基礎的な概念から応用までを具体例を挙げながらわかりやすく解説!

ポリマーアロイ・ブレンドで物性を制御するには?【WEBセミナー】
相溶性と混和性に関する基礎知識とポリマーアロイの物性・構造とその制御に対する考え方を学ぶ

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セミナー概要
略称
ポリマーアロイ【WEBセミナー】
セミナーNo.
st220817
開催日時
2022年08月30日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
会員:  37,620円 (本体価格:34,200円)
学生:  39,600円 (本体価格:36,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,620円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスしていただき
 接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。

※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
講座の内容
受講対象・レベル
高分子材料についての知識があり、アロイについてこれから勉強しようという方。初級~中級の方向けの内容となっています。
習得できる知識
・相溶性と混和性に関する基礎的知識
・相互作用パラメーター・溶解度パラメーター・界面張力等の意味
・ポリマーアロイの構造とその制御に関する知識
・ポリマーアロイの物性とその制御に関する知識
趣旨
 高分子材料に要求される性能が高度化する中、その物性制御の手段としてアロイ化の重要性はますます高まっている。ポリマーアロイの物性は、構成成分である高分子の特性に加え、相分離モルフォロジーに依存するため、相構造と物性の関係を把握した上で、構造制御の方法、そして物性の制御という考え方で、材料を設計する必要がある。
 本講演では、ポリマーアロイの基礎的な概念から応用までを具体例を挙げながらわかりやすく解説する。
プログラム

1. ポリマーアロイの基礎
 1.1 ポリマーアロイの定義
  1.1.1 ポリマーアロイの分類
  1.1.2 相溶性と相容性(混和性)
  1.1.3 ポリマーアロイ材料発展の歴史
 1.2 相溶―非相溶の熱力学
  1.2.1 Flory-Huggins理論を簡単に理解する
  1.2.2 混合自由エネルギーと相図の関係
  1.2.3 相互作用パラメーターと溶解度パラメーターの違いは?
  1.2.4 Flory-Huggins理論の問題点
  1.2.5 様々なポリマーブレンド系の相挙動
  1.2.6 溶解度パラメーターと相互作用パラメーターの求め方
  1.2.7 ポリマーブレンドの界面と相互作用パラメータ-
  1.2.8 ランダム共重合体の相溶性

2.ポリマーアロイ・ブレンドの構造
 2.1 相分離の動力学
 2.2 ポリマーアロイの界面厚・界面張力
 2.3 流動場による構造制御
 2.4 三相共存系の構造制御
 2.5 ブロック共重合体
  2.5.1 ブロック共重合体のミクロ相分離
  2.5.2 ブロック共重合体の構造解析
 2.6 相容化剤(Compatibilizer)
 2.7 混練による構造制御とリアクティブブレンディング

3.ポリマーアロイ・ブレンドの物性
 3.1 相溶系の物性
 3.2 相分離系の物性
 3.3 耐衝撃性の基礎
 3.4 相構造と耐衝撃性(フィラー添加系を含む)
 3.5 相分離界面の構造と物性

4.まとめ

□ 質疑応答 □

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