「各人が頭の中でデータの整理ができていると思っている」「データベースシステムはあるが効果的に使われていない」など、属人的・形骸化したデータ管理状況が生まれる原因とそれによる問題、組織として効果的にデータを共有・利活用するための考え方・具体的手法、改善・システム導入後に陥りがちな落とし穴とその回避方法などについて、R&D部門特有の事情や事例を踏まえて詳しく解説します。
1.はじめに
講演者のR&D実績とデータ管理の取り組みについて
2.R&D部門のデータ共有の実情
2.1 R&D部門のデータ共有状況
2.2 属人的データ共有状況が引き起こす問題
2.3 属人的データ共有状況が生み出される原因
3.データ共有状況を改善するために必要な方策
3.1 属人的データ共有状況を脱するための事前準備
3.2 属人的データ共有状況を脱するためのデータ共有システム導入に必要な要件
3.3 データ共有、利活用状況を改善するために必要なプロジェクトチームの作り方
3.4 プロジェクトメンバに求められる資質
3.4.1 実験研究者
3.4.2 データサイエンティスト
3.4.3 プロジェクトリーダ
3.4.4 システム開発、運用スタッフ
3.4.5 ファシリテータ
4.方策を実施した具体例とケーススタディ
4.1 データ共有システム導入による改善例
4.2 データ共有システム導入の失敗例とそれを防ぐ方策
4.3 データ共有システム運用後陥りがちな落とし穴とそれを防ぐ方策
5.まとめ
□質疑応答□