本セミナーでは、CO2分離回収プロセスの概要、吸収液法、吸着剤法、膜分離法など各技術の紹介、プロセス評価及びコスト概算の方法について解説する。

CO2分離回収技術とプロセス・コスト試算【WEBセミナー】
CO2分離回収技術の概要とそのコスト計算手法の基礎を解説

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セミナー概要
略称
CO2分離回収プロセス【WEBセミナー】
セミナーNo.
st231207
開催日時
2023年12月11日(月) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 35,750円(税込)
会員: 33,990円(税込)
学生: 35,750円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,750円(税込)
会員価格:1名につき 33,990円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・CO2分離回収技術の概要を知りたい方
・CO2分離回収技術の評価や比較を行いたい方
・プロセス計算の基礎に触れたい方
習得できる知識
・CO2分離回収技術の概要
・吸収液法、吸着剤法、膜分離法の基礎
・プロセス計算(物質収支、エネルギー収支計算)方法の基礎
・コンプレッサによるガスの圧縮動力と概算コスト
・熱交換器による流体の加熱エネルギーと概算コスト
・プロセスシミュレータの基礎
・コスト計算手法の基礎
趣旨
 気候変動対策として、温室効果ガスであるCO2の排出抑制が強く求められている。2015年に採択された「パリ協定」などを通じ、我が国ではCO2をはじめとした温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロとする目標が定められている。この目標を達成するために、発電所や製鉄所、工場などのCO2大規模発生源からCO2を回収し、貯留するCO2 Capture and Storage(CCS)技術に加え、大気からCO2 を直接回収するDirect Air Capture(DAC)技術が必要とされている。経済産業省により作成された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」によれば、CO2分離回収コストは現状では4000円/tCO2程度だが、2030年には1000~2000円/tCO2、2040年以降には1000円/tCO2以下へコストを低減することを目標としている。この目標に向けた技術開発を行うためにはプロセスのコスト試算・経済性評価が必要である。
 本講演では、CO2分離回収プロセスの概要、各技術の紹介を行い、プロセスシミュレータ(COCO)やExcel、Octaveを用いた基礎的なプロセス計算、及びコスト概算の方法について解説する。
プログラム

1.はじめに
 1.1 背景と最近の動向
 1.2 CO2排出源とCO2分離技術
  1.2.1 化学吸収法・物理吸収法
  1.2.2 吸着法・固体吸収剤
  1.2.3 膜分離法
  1.2.4 炭酸塩固定化法・その他の方法
 1.3 DAC技術
 1.4 CCUS技術
 
2.プロセス計算の基礎
 2.1 プロセスの物質収支
 2.2 プロセスのエネルギー収支
 2.3 プロセスシミュレータの基礎
 2.4 化学吸収プロセスの計算例
 2.5 膜分離プロセスの計算例
 
3.化学プロセスのコスト概算
 3.1 コスト計算の概要
 3.2 エネルギーコストの計算
 3.3 設備コストの計算
 3.4 化学吸収プロセスのコスト計算例
 3.5 膜分離プロセスのコスト計算例
 
4.おわりに

□ 質疑応答 □
 

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