要素技術の基礎、法制化や実用化の現状、関連企業・技術動向、先端研究例、世界初実用化事例、有効活用法や応用展開までを解説します。
第1部【10:30~15:20】
「空間伝送型ワイヤレス給電の要素技術の基礎と世界の実用化・法制化の動向」
次世代のワイヤレス給電として、マイクロ波を用いた長距離・無意識のワイヤレス給電である空間伝送型ワイヤレス給電技術が世界中から注目されている。これまでのワイヤレス給電の歴史や開発経緯を踏まえながら、空間伝送型ワイヤレス給電のアンテナや回路技術開発の基礎を講義する。併せて世界の実用化や法制化の現状についても紹介する。
1.空間伝送型ワイヤレス給電の研究開発現状
1.1 空間伝送型ワイヤレス給電とは
1.2 空間伝送型ワイヤレス給電の世界の実用化現状
1.3 空間伝送型ワイヤレス給電の日本と世界の法制化の議論の現状
2.空間伝送型ワイヤレス給電のアンテナ/伝搬技術の基礎
2.1 ビーム効率の考え方の基礎
2.2 目標追尾型アンテナ(フェーズドアレーアンテナ)の基礎
2.3 目標位置推定手法の基礎
3.空間伝送型ワイヤレス給電の回路技術の基礎
3.1 受電整流回路の基礎
3.2 送電増幅回路の基礎
3.3 送電用真空管技術の基礎
□質疑応答□
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第2部【15:30~16:30】
「空間伝送型ワイヤレス給電AirPlug™の事例紹介とメディカル応用」
空間伝送型ワイヤレス給電AirPlug™の応用展開として、FA(Factory Automation, Building Management, Medical)などの事業について紹介致します。特に、本編ではビルディングマネジメントシステムにフォーカスし、近年,持続可能な社会(SDGs)の実現に向けて,環境負荷の軽減に取り組むカーボンニュートラルの必要性について述べます。後半では、メディカル応用を研究レベルで過去の事例を紹介致します。
0.会社紹介
1.弊社ワイヤレス給電の起源
2.事業領域
2.1 FA(Factory Automation)
2.2 Building Management
3.AirPlugについて
4.事例紹介
5.SARについて
6.国際標準化について
7.今後の見通しについて
8.医療応用について
8.1 メディカルインプラントの概要
8.2 理論計算
8.3 ペースメーカーの設計と動物実験
8.4 ワイヤレスオプトジェネティクス
8.5 迷走神経刺激
8.6 肥満治療
8.7 がん治療
9.まとめ
□質疑応答□