化学プロセスの効率化、最適化、コスト削減、安全性向上などに役立つ
知識ゼロからはじめられる Python × 化学プロセス計算 講座!

やさしく学ぶ
Pythonによる化学プロセス設計の基礎と活用【WEBセミナー】
物質収支、熱収支、分離・反応プロセスへの活用とそのポイント、AIアルゴリズムの活用法

アーカイブ配信付

セミナー概要
略称
Python化学プロセス【WEBセミナー】
セミナーNo.
st250714
開催日時
2025年07月29日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
東洋大学 理工学部 応用化学科 名誉教授 川瀬 義矩 氏

【略歴】
早稲田大学理工学研究科博士課程修了、千代田化工建設(株)、東京都立大学、ニューヨーク州立大学、ウォタール―大学(カナダ)などを経て東洋大学理工学部応用化学科教授。現在名誉教授。

【主な研究・業務】
バイオリアクターの設計・スケールアップ、水処理プロセス(生物処理、促進酸化法など)、化学反応装置設計、分離プロセスシミュレーションなどを研究。200以上の学術論文を外国の技術雑誌に発表。
主な日本語の著書は、「生物反応工学の基礎」、「エアリフトバイオリアクター」、「環境問題を解く化学工学」、「Excelで解く水処理技術」、「Excel VBAで学ぶ水を浄化する技術-設計の基礎から最適化まで」など
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,040円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
特典
※アーカイブ配信の視聴期間:8/12~8/29
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
化学プロセス計算にPythonを使ってみようという意欲の方はどなたでも歓迎です。
Pythonを使ったことのない方や、プログラミングをしたことのない方にも解るよう解説いたしますので、Pythonを使ったことの無い方も歓迎です。化学プロセス計算の80以上のコードを差し上げますので、それらを実務に活用したい方も是非受講して下さい。
習得できる知識
・Pythonを使って化学プロセス計算ができるようになる
・Pythonの使い方、文法の基礎の知識が得られる
・御自分でPythonのプログラムが作れるようになる

化学プロセスの分離プロセスと反応プロセスのPythonによる計算をプロセスの解説と対応させて解説しますので、プロセスの知識と計算法についての知識も得られます。セミナーで使用する数多くの例題のコ―ド(プログラム)をお渡ししますので、それらを皆さんが実際に使用するコードに簡単に拡張でき実際の仕事に使えます。
趣旨
最先端技術のAIを動かすのはプログラム言語のPythonです。名前は知っていても実際に使ったことの無い日本の化学技術者は多いと思います。外国の大学ではPythonを使った化学プロセス設計計算の講義は数多くあります。プログラムを作るのが簡単で、計算速度が速いPythonは化学プロセス計算にも今後広く使われると考えられています。

  まったくPythonを知らない方でも実際に使えるレベルになるような内容になっています。専門用語が数多く出てきて内容がチンプンカンプンと言うことはまったくありません。Pythonも含めて、今まで全くプログラミングをしたことのない方にも分かるように解説いたします。勿論化学プロセスの基礎についても動画を使ってわかりやすく解説します。Pythonの基礎の基礎からとPythonによる実際の化学プロセス計算まで丁寧に解説します。セミナーで使用するコード(プログラム)はすべてコピー&ペーストすればPythonの色々な環境で即使えるものをお渡ししますので、実際に御自分でプログラムを動かすことによりPythonを実感して頂けます。
プログラム

1.Pythonの基礎とプログラミング入門
  1.1.Python、Anaconda、Spyder、Jupyter Notebook、
     Google Colaboratory、Visual Studio Code について
  1.2.ライブラリーのインストールと使い方
  1.3.基本的な文法と簡単な計算(変数、関数、演算子)
  1.4.グラフの作成
  1.5.線形方程式の解法
  1.6.データの相関(線形、非線形)
  1.7.非線形方程式の解法(ニュートン-ラフソン法)
  1.8.連立非線形方程式の解法
  1.9.数値積分(台形公式とシンプソン則)
  1.10.常微分方程式(オイラー法とルンゲ-クッタ法)
  1.11.偏微分方程式(差分法)
  1.12.Excelからのデータの読み込みと計算結果のExcelへの書き出し

2.Pythonによる分離プロセス計算とそのポイント
  2.1.物性
 a.van der Waals式
 b.SRK式
 c.Antoineの式
  2.2.物質収支の計算
 a.蒸留塔
 b.管路網の流れ
  2.3.熱収支の計算
 a.熱交換器
 b.反応の熱収支
 c.撹拌槽の加熱
  d.配管の流れ
  2.4.蒸留
 a.沸点
 b.露点計算
 c.フラッシュ計算
 d.単蒸留
 e.階段作図
  2.5.ガス吸収
 a.充填層吸収塔
 b.多段ガス吸収塔
  2.6.液液抽出
 a.多段抽出
 b.多回抽出
  2.7.吸着
 a.吸着平衡
 b.吸着塔
 c.イオン交換
  2.8.膜分離
 a.中空糸膜
 b.ガス分離
  2.9.ろ過
 a.フィルタープレス

3.Pythonによる反応プロセス計算とそのポイント
  3.1.反応平衡
 a.水性ガスシフト反応
  3.2.反応装置の物質収支と熱収支
  3.3.反応速度
  3.4.触媒反応
 a.酵素反応
  3.5.可逆反応、逐次反応
  3.6.リアクター操作
 a.回分操作
 b.半回分操作
 c.連続操作
  3.7.膜リアクター
 a.エチルベンゼンの脱水素によるスタイレンの合成
  3.8.固体触媒反応装置
  3.9.非等温反応リアクター
  3.10.気液反応リアクター
  3.11.バイオリアクター
 a.回分培養
 b.流加培養
 c.灌流培養
 d.ケモスタット
  3.12.環境プロセスリアクター
 a.オゾン処理
 b.光触媒
 c.鉄粉による脱窒素
  3.13.バイオリファイナリーバイオリアクター
 a.バイオエタノール
 b.バイオマスの熱分解

4. AIの実感
  4.1. 機械学習
  4.2. ニューラルネットワーク

  □質疑応答□

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