カドミウムフリー量子ドット蛍光体材料と応用最前線
-合成・設計・評価・分析技術と自発光素子への応用展望―

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セミナー概要
略称
カドミウムフリー
セミナーNo.
stb191002
開催日時
2019年10月10日(木) 10:30~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  51,000円 (本体価格:46,364円)
会員:  48,500円 (本体価格:44,091円)
学生:  51,000円 (本体価格:46,364円)
価格関連備考
51,000円 (Eメール案内希望価格:1名48,500円,2名51,000円,3名73,000円)
※資料付
※Eメール案内を希望されない方は、「51,000円×ご参加人数」の受講料になります。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様51,000円から
 ★1名で申込の場合、48,500円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で51,000円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で73,000円
 ★4名以上同時申込の場合は、3名様受講料+3名様を超える人数×20,000円
※2名、3名同時申込は同一法人内に限ります。
※2名、3名様ご参加は2名、3名様分の参加申込が必要です。
 ご連絡なく2名、3名様のご参加はできません。
備考
※2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず消費税が10%になります。
 上記記載受講料は、消費税10%を含んだ金額です。
講座の内容
受講対象・レベル
 本セミナーは量子ドット蛍光体の開発にこれから従事する方から、数年程度の経験のある方を対象としております。量子ドット蛍光体の特性、合成法、評価方法、応用展開などの技術項目の解説に加え、カドミウムの規制、および、各メーカーの開発動向を紹介するので、新規テーマ探索/研究企画部門の方にも適した内容となっています。
趣旨
 量子ドット蛍光体は、発光波長を任意に制御でき、かつ、波長幅の狭い(単色性の高い)発光スペクトルを呈し、CdSeを使用した量子ドットディスプレイが既に市販されている。本講演では、量子ドットの合成の具体例、評価・分析技術、カドミウムの使用規制の動向とカドミウムフリー化の基本的考え方、設計方法と現状の開発動向、各種発光素子への応用例をわかりやすく解説する。
プログラム
1. 量子ドットとは何か
 1.1 バルク半導体との違いは何か
 1.2 量子ドットの作製方法
 1.3 特長を活かせる応用展開

2. 可視光発光材料としてのコロイダル量子ドット
 2.1 CdSeの特徴
 2.2 合成法
  2.2.1 合成の基本的考え方
  2.2.2 合成の実例
 2.3 コア/シェル構造による発光特性の向上
  2.3.1 コア/シェル構造による発光特性の向上
  2.3.2 シェル材料の満たすべき要件
  2.3.3 シェル材料による被覆の実例
 2.4 量子ドット蛍光体の評価・分析技術

3. カドミウムの使用に関わるRoHS指令の動向

4. カドミウムフリー材料開発の現状

 4.1 候補材料は何か
 4.1.1 満たすべき要件
  4.1.2 材料探索に有効な量子サイズ効果のシミュレーションの方法
 4.2 III-V化合物半導体
  4.2.1 合成方法
  4.2.2 InP系量子ドット蛍光体開発の現状と課題
 4.3 I-III-VI2化合物半導体
  4.3.1 I-III-VI2化合物半導体のポテンシャル
  4.3.2 (I-III-VI2)-(II-VI)混晶半導体量子ドット
  4.3.3 CuInSe2量子ドット
  4.3.4 CuInS2量子ドット
  4.3.5 AgInS2量子ドット
  4.3.6 I-III-VI2系量子ドットの課題
 4.4 新たな材料系
  4.4.1 ZnTe系混晶半導体
  4.4.2 有機-無機ハイブリッドペロブスカイト
  4.4.3 カーボン量子ドット

5. 量子ドットを用いた自発光素子
 5.1 量子ドットLED(Q-LED)
 5.2 μ-LED

6. 量子ドット蛍光体のマーケット、メーカー

7. まとめ
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