非会員:
51,000円
(本体価格:46,364円)
会員:
48,500円
(本体価格:44,091円)
学生:
51,000円
(本体価格:46,364円)
51,000円 (Eメール案内希望価格:1名48,500円,2名51,000円,3名73,000円)
※資料付
※Eメール案内を希望されない方は、「51,000円×ご参加人数」の受講料になります。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様51,000円から
★1名で申込の場合、48,500円
★2名同時申込の場合は、2名様で51,000円(2人目無料)
★3名同時申込の場合は、3名様で73,000円
★4名以上同時申込の場合は、3名様受講料+3名様を超える人数×20,000円
※2名、3名同時申込は同一法人内に限ります。
※2名、3名様ご参加は2名、3名様分の参加申込が必要です。
ご連絡なく2名、3名様のご参加はできません。
潤滑グリースは,高速回転性能,耐摩耗性などその性能は潤滑油と比べて劣ることが多い.しかし油タンク,循環装置,冷却装置,フィルターなどが無くても使用可能となるため,機械や設備の小型軽量化に適して、その使い勝手の容易さから転がり軸受や歯車では主流の潤滑剤・潤滑方法となっている.潤滑グリースの流動性能が,摩擦トルク,音響性能,寿命等を支配することが多いため,その選定や使用においては実績を重視しなければならない.本講座では潤滑グリースについての基礎から応用まで詳細な解説を行う.受講生の方々が潤滑グリースについての知見や経験を増すことによって,潤滑グリースの開発や性能向上,その選定や使用が正しく行われ,機械や設備の性能向上に貢献できることを期待する.
1. 潤滑の形態
○ストライベック曲線
○流体潤滑
○弾性流体潤滑
○境界潤滑
○粘度
2. 潤滑剤の分類
○液体潤滑剤
○半固体潤滑剤
○固体潤滑剤
3. グリースの定義
○油潤滑とグリース潤滑の特徴と比較
4. グリースの構成物
○増ちょう剤の種類と特徴
○基油の種類と特徴
○添加剤の種類と特徴
5. グリースの製造方法
6. グリースの流動性能
○レオロジー
○チキソトロピー
7. グリースの実用性能
○摩擦トルク
○高速回転性能
○低速回転性能
○酸化安定性
○熱安定性
○離油特性
○低温性
○音響特性
○耐摩耗性
○発塵性能
○導電特性
8. グリースの性状・性能評価方法
○JIS-K2220
○摩擦摩耗試験
9. グリースの劣化と寿命
○化学的劣化
○物理的劣化
○異物の侵入
○焼付き寿命予測
10. グリースの使用・保管上の注意点
※講義の最後に受講者の皆様からの質問をお聞きします。
講義内容から外れた内容でも構いません。