EV用モータと制御技術【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
EV用モータ【WEBセミナー】
セミナーNo.
stb220202
開催日時
2022年02月09日(水) 10:30~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  51,000円 (本体価格:46,364円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  51,000円 (本体価格:46,364円)
価格関連備考
51,000円 (Eメール案内登録価格:1名44,000円,2名51,000円,3名73,000円)

※資料付(印刷資料)
※Eメール案内を希望されない方は、「51,000円×ご参加人数」の受講料です。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様51,000円から
 ★1名で申込の場合、44,000円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で51,000円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で73,000円
 ★4名以上同時申込の場合は、3名様受講料+3名様を超える人数×20,000円
  ※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。

※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
 ご参加者のご連絡なく2名様以上のご参加はできません。
備考
<Webセミナーのご説明>
・本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
 ※ZoomをインストールすることなくWebブラウザ(Google Chrome推奨)での参加も可能です。お申込からセミナー参加までの流れはこちらをご確認下さい。

<禁止事項>
セミナー当日にZoomで共有・公開される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。

<配付資料についての注意事項>
・本セミナーの配付資料は印刷したものをレターパックでお送りしますので以下の点をご注意ください。
・セミナー直前(レターパックの送信日数+1営業日以内)のお申込みは、セミナー当日までに資料が届かないこともあることを前提にお申込みください。
・ご指定が無い限り、2名様以上でお申込みの場合は受講者1の方に資料をまとめてお送りします。
・資料の送付先はご指定が無い限り、お申込時にご記入の住所にお送りします。
講座の内容
習得できる知識
1.モータの種類,構造,特性がわかる
2. PWM制御などのスイッチング回路,インバータ回路がわかる
3 .エネルギー回生可能な昇圧型,降圧型DC-DCコンバータがわかる
4 .インバータのサージ電圧対策,ノイズ対策,ノイズを出しにくい実装技術がわかる
5 .ブラシ付DCモータの伝達関数の導出やブロック図の扱いがわかる
6 .永久磁石同期モータの方形波駆動法,スカラー制御手法やベクトル制御手法がわかる
7 .非干渉制御の必要性や弱め界磁のメリット・デメリットがわかる
8 .エネルギー回生の手法がわかる
9 .変調方式がわかる
10. IPMSMの最大トルク制御手法がわかる
趣旨
 自動車は,モータを用いた電気自動車へ移行が始まっており,操作性や居住性を高めるために,電子制御されるモータが多用されています。車両には,補機と呼ばれる小型モータから主機と呼ばれる大型モータが使用され,インバータによって電力が制御されています。これらのモータ制御システムは,高効率・高精度・高信頼性,さらに静音性や低振動が求められます。特にバッテリーの限られたエネルギーによる航続距離を延ばす高効率制御やエネルギー回生技術も重要です。
 本セミナーでは,最初にモータの種類と特徴,構造や特性などの基本的な技術について解説します。次にパワー回路で使用される半導体の種類や使用法,PWM制御などのスイッチング回路設計上の注意点,インバータやコンバータ回路の構成,ノイズ対策,漏れ電流対策などについて解説します。その後で,永久磁石同期モータの方形波駆動や正弦波駆動について解説し,スカラー制御やベクトル制御を実施する制御アルゴリズム,非干渉制御,エネルギー回生手法などについて解説します。最後に,PWM駆動における変調法,IPMSMの特徴であるマグネットトルクとリラクタンストルクを用いた最大トルク制御について解説します。
プログラム

1. モータを駆動するための基礎技術
 1.1 モータの種類と特徴
 1.2 トルク発生原理によるモータの分類
 1.3 磁石の形状と配置
 1.4 巻線の結線と巻線方式
 1.5 低電圧用と高電圧用モータの違い
 1.6 効率の良いモータとは

2. スイッチングデバイスとモータ駆動回路
 2.1 ダイオード,トランジスタ,MOSFET,IGBTなどの特性と使い方
 2.2 スイッチング回路設計上の注意事項
 2.3 アーム回路におけるデッドタイム
 2.4 電圧制御と電流制御
 2.5 駆動電圧の高電圧化のメリット
 2.6 PWM制御とは
 2.7 3相モータの駆動回路
 2.8 結線方式と高効率駆動
 2.9 モータの起電力波形と駆動電流の関係

3. コンバータとインバータ
 3.1 絶縁型と非絶縁型コンバータ
 3.2 降圧型と昇圧型コンバータ
 3.3 単方向コンバータと双方向コンバータ
 3.4 多相方式DC-DCコンバータ
 3.5 インバータの回路構成
 3.6 デッドタイムの影響
 3.7 ノイズ対策
 3.8 バッテリーとキャパシタの併用回路

4. 等価回路と伝達関数
 4.1 ブラシ付DCモータの等価回路
 4.2 伝達関数とブロックダイアグラム
 4.3 永久磁石同期モータの等価回路
 4.4 永久磁石同期モータのd-qモデル
 4.5 d軸インダクタンスとq軸インダクタンス

5. 高効率・高性能化のための制御法
 5.1 起電力と電流による電力とトルクの関係
 5.2 3相モデルからα,β軸変換,そしてd,q軸変換へ
 5.3 スカラー制御とベクトル制御の基本的な概念
 5.4 非干渉制御手法と必要性
 5.5 弱め界磁のメリット・デメリット
 5.6 回転体や車両の持つエネルギー
 5.7 エネルギー回生手法
 5.8 高効率なエネルギー回生を実現する蓄電システム

6. 変調方式とIPMSMの最大トルク制御
 6.1 PWM制御から1パルス制御
 6.2 直流供給電圧を変えず実効値電圧を上昇
 6.3 さまざまな変調方式
 6.4 IPMSMの最大トルク制御

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