1. 人工筋肉型アクチュエータについて(エレクトロアクティブポリマーは、私たちの暮らしをどう変えるか?)
1.1 エレクトロアクティブポリマー(EAP)概論
1.2 電気を利用するエレクトロアクティブポリマー
1.3 その他のアクチュータ(イオン、磁気、温度変化等)
1.4 誘電エラストマの概要および上記のアクチュエータと比較
1.5 誘電エラストマとは?
・誘電エラストマの原理
・多機能を有した誘電エラストマ
・誘電エラストマを開発するポイント
2. 誘電エラストマ用のポリマー(エラストマ)素材、電極素材、寿命等
2.1 ポリマー素材の改良を含めた素材開発手法
2.2 ポリマーの評価技術と解析結果から製品応用に結び付ける考察
2.3 誘電エラストマの電極
・誘電エラストマに向くCNT(@SWCNTの毒性はないのが開発のポイン
ト!)
・カーボングリース、カーボンブラック及びCNTの電極としての性能比較
> 優れた柔軟性と高伝導性を有しかつ透明なCNT誘電エラストマの解説
・温度特性、もれ電流、寿命、効率、ヒステリシス等の解説
・カーボンブラックやCNTを電極に応用応用する技術
2.4 電極の透明化
・透明誘電エラストマの産業革命
3. 誘電エラストマの設計・製作手法
3.1 色々な形に成型可能な手法の解説
> 新しい観点でのデバイスの設計が可能
3.2 誘電エラストマの製作法
・カーボンブラックやCNTを電極に応用応用する技術
> 各種素材への最新CNTスプレー塗布実演をビデオで紹介
(簡単に最強電極の製作が可能)
4. 誘電エラストマの性能、機能
4.1 誘電エラストマの特徴
4.2 他のアクチュータとの比較
4.3 駆動時の電流電圧特性
4.4 ダイアフラム型誘電エラストマのサイズ
4.5 誘電エラストマの開発状況
5. 誘電エラストマの各種アプリケーション応用
5.1 海外の動き
5.2 人工筋肉の基礎であるアクチュエータの各種応用例/実用例
・ポンプ、バイブレータ、モーター、スイッチ、ナノデバイス等
への応用
・スマートマテリアルなどへの応用(マイクロ工場への応用など)
・指向性を有したスピーカ、ソナー、ノイズリダクション・システムなど
への応用
・上記技術を応用した各種医療用デバイス(使い捨て内視鏡、使い捨てカテ
ーテル、義手・義足を含む)の開発状況
・モーションフィードバック用誘電エラストマの開発
・高出力アクチュエータへの挑戦:
@各種ロボット、リハビリ等を含む各種介護機器、パワースーツの開発
状況
・地震から建物を守る誘電エラストマや宇宙へのアプリケーション
@JAXAの風洞利用した火星探査艇の誘電エラストマによる制御の共同実
験の最新情報紹介
5.3 誘電エラストマのセンサへの応用や市場
・原理・特徴及び求められる素材・特性と構造
・医療(痴呆症用センサ、血管内センサ、超小型血圧測定等)、スポー
ツ、ロボット、車用及びタイヤ用センサ等への応用
・誘電エラストマ技術を応用した水分センサの性能紹介(おむつ、車の座
席、熱中症対策等)
5.4 自動車・EVへの応用
@電気自動車の駆動用モーター等の開発状況
>車への応用(特に電気自動車用):
各種用途の詳しい解説および重さに対する出力、効率や発売時期等の
解説:
※8kgを持上げる最新のDEAのデモビデオ公開
5.5 誘電エラストマ・アクチュエータの無線通信への応用
・5Gの特徴と誘電エラストマ技術の応用
@周波数可変アンテナ及びフィルターへの応用
@ビームフォーミングへの応用
@小型・軽量で、高速駆動が可能な誘電エラストマ・アクチュエータの
高機能カメラへの応用
@遠隔制御やVR・ARへの誘電エラストマの応用
・長距離通信と省電力化が進むLPWAを用いたIoTシステムと誘電エラ
ストマ発電
@誘電エラストマ発電と相性が良いLPWAの特徴
@一次産業への応用が進む、LPWAの導入事例
5.6 高効率人工筋肉発電システムへの応用
5.6.1 発電システムの動作原理と今後
5.6.2 誘電エラストマ発電システムとその応用例
・小型発電システムとワイヤレスシステムなどへの応用
(医療機器への応用も含む)
・ウエアラブル発電システム
(医療機器への応用も含む)
・車載用発電機(特に電気自動車用)
@車は誘電エラストマ発電の利用の宝庫!
5.6.3 リニュアブルエネルギーを用いた発電
・波発、海流及び風力電システムと水産業などへの応用
@海洋風力発電や回転翼を持たない新しい風力発電への挑戦
・JAXA、JAMSTECとの風力発電のシミュレーション共同実験の最新情報
紹介
・マイクロ水力発電システムと一次産業への応用(地産地消の勧め)
・廃熱、排水や太陽熱を利用した発電システムへの応用
・誘電エラストマ発電システムの今後の改善点及び将来
・洋上発電システムと水素化して、オンサイトに輸送
6. 誘電エラストマの今後の展開
・誘電エラストマの今後の展開及び纏め
・誘電エラストマを今後自社で研究・開発をしたい企業・研究機関への支援